がんばって普通に朝9時に起きても、もう太陽はだいぶ高い。
なんせ朝4時にはもう明るくなってる、最南端の地だ。
丘の上にある上野山荘からは海がきれいに見える。
この方向にきれいに朝日が見れるのだが、、、、。
朝焼けがきれいなのだが、4時起きはもう無理だぁ、、、、。
日課としては、朝ご飯食べたら、散歩がてら海沿いのモールまで歩く。
ここから南極船ツアーもでてるし、国際色豊かな港、また免税の街でもあるウシュアイア。
とてもじゃないが僻地感はまったくない。
むしろ物にあふれている。
アルゼンチンもチリも最南端部分には政府としても力をいれて、どちらが栄えてるが見栄はってる。
ウシュアイアの住人達には僻地手当てなるものが支給されてるらしく、働かなくても生活できるくらいもらってるらしい。
おかげでスーパーのレジなどは出稼ぎボリビア人などが多いとの事。
まだできたばかりなので、がらんとしてるが、時期に人人でにぎわうだろう。
そして足しげくこのモールに通った。
その理由は最上階にあるフードコートの無料wifi。
もはやネット中毒患者には、上野山荘や、アウストラル街道はいいリハビリだったが、便利なネットがない生活はもうできないかも。
よく昔はメールもないのに旅してたな。
お金とれそうな、景色が広がってます。
すぐ裏手は海、ビーグル海峡でチリ側島々が見える。
この場所がかなりのお気に入り。
なんせ無料ですから!
まぁ本来は食事する場所ですが、地元民もネットだけやってる人多数ですし。
きれいに夕焼け空です。
ただ、夏の夕日時間は夜の11時ころ。
しかし、ここがさらにお勧めなのは24時まで営業してて、週末などは夜中1時まで開いてる。
夕食時間には、昼間ガラガラのこのフードコートも賑わう。
丘の上からの夕日はもっときれい。
しかし宿に着くのは24時になるので、犬が怖い、、、、。
夕日以外まったく僻地感がないけど、いままでまったくなにもない僻地だったし、街好きなわれわれにはありがたいんですけどね。
南極へ行く人、北上していく人。
チャリダーは来なかったけど、ライダーの方はきました。
革命家(!?)さぶろう氏。M-26-Julio 羊とめぐる冒険 BMW R1200GSで世界一周の旅
これからまた北上するそうですが、バイクでもパタゴニアの強風はあおられるらしい。
我々もそろそろ、次の地へ!と思い、重い腰を動かさないと。
アルゼンチン側
・Ushuaia-RioGallegos 毎日5:00AM発 340Aペソ
・Ushuaia-ElCalafate 毎日5:00AM発 444Aペソ
・Ushuaia-Bariloche 毎日5:00AM発 Cama844Aペソ/SemiCama774Aペソ
・RioGallegos-ElCalafate 毎日 9:15AM,12:00PM,14:00PM,20:30PM 94Aペソ
・Elcalafate-Bariloche 毎日16:00PM発 Coche cama698Aペソ
・Elcalafate-PuertoNatales Cootra社 毎日8:30発 100Aペソ
Turismo Zaahj社 火・土8:00AM発 90Aペソ
チリ側へ
・Ushuaia-PuntaArenas
BusSur社 土8:00AM発 285Aペソ
Tecni Austral社 月・水・金5:00AM発 280Aペソ
Barria社 木8:00AM発 285Aペソ
日8:00AM発 300Aペソ
Pacheco社 月・水・金7:00AM発 280Aペソ
木・日8:00AM発 250Aペソ
セントロのインフォでもらえる、パタゴニア南部のバス情報。
年末年始のチケットが取れない時期は過ぎたので、すぐに移動できるだろうと踏んでた。
しかし、すぐ出発のチケットがない!
カラファテ行きはまだ、2,3日待てば取れたが、チリのアレナス行きは4,5日待ちと言われる。
当初の予定の首都ブエノスアイレスへは、RioGallegos乗り換えでRioGallegosからで750Aペソから900Aペソくらいと、安くて合計1200Aペソ(280ドルくらい)以上。早い時期にとった飛行機チケットより高い。
だが、現時点で2週間以上先でないと、安い飛行機チケットがない。まして、自転車代がかかるのは必須だろう。
ただ、バスで自転車を積む場合も乗るときには自転車代を言わず、下車時に法外な料金を言うといったいい噂を聞かない。
ここウシュアイアにはバスターミナルがなく、各会社のオフィス前から出発なので、いろいろと街を巡る必要があるのでチケット購入が面倒である。
しかも自転車を積むということになるとバスが大型でないといけない。(各社バスやルートが違う)
悩みに悩んだ結果、今後の北上ルートは、、、、チリ側北上ルートに決めた。
チリのバスも自転車代を取るが、アルゼンチン側バスより悪い気持ちにはならないだろう。
また、予想以上にウシュアイア脱出に時間かかり、ブエノス方面を旅してる時間がないという事もある。
まずは、チリのプンタ=アレナスへ戻るのだ。そこからならアルゼンチンの会社のバスより安く北上できるらしい。
同じような位置にあるパタゴニア北部の街、Barilocheバリローチェ(アルゼンチン側)とpuerto-monttプエルトモン(チリ側)で比べると
・Ushuaia-PuntaArenasまで280Aペソ(65米ドル)、
そこからpuerto-monttへ40000チリペソ(81米ドル)、合計140ドル(チリの会社)
・Ushuaia-Bariloche SemiCama774Aペソで合計180米ドル(アルゼンチンの会社)。
ちなみにBariloche - puerto-montt間は13000チリペソ(26米ドル)くらい。
サンティアゴに行くのなら、プンタアレナス経由が明らかに安い。
大型バスは会社によって異なるので、さらに選択肢が狭まり出発は5日後が最短になった。
それでも今回選択したPacheco社のチケットを扱ってる旅行会社は、自転車代の料金もチリのバス会社まで問い合わせをしてくれて、対応が非常によかった。そのときの言い値は8000チリペソ(約70Aペソ)
他の旅行会社は、人の話聞かない上に適当に200Aペソとか言ってたし、、、、。
当初の予定では1月3日にはバスも空きがでると言われたので、5日には出発したかった。
5日間滞在予定が10日間になり、さらにゆっくりできる事になった。
世界的にも観光船が上陸するこの地では、歩いてる人もさまざま。
お土産物屋もしっかりあります。
ヨーロッパの様な町並みだが、住宅街はどこか廃墟のようで、意外とチリの方がよくみえる。
チリの家は木造つくりだからかな?
この年末年始はかなりの船が停泊をしていた。
この大型客船での南極周遊も環境の観点から、廃止になるとの噂を聞いた。
2012年は大丈夫のようだが、2013年はあまり船スケジュールが決まっていない様だ。
直に南極に行くのは、ここウシュアイアからの、小型船によるツアーだけになるかもしれない。
ちなみに、この小型船のツアーは元旦のラストミニッツは5000ドル前後也!!
まぁ不法投棄ですよね?これって。
この写真だけをみると、最果てらしい、、、か?
この数日間、暇を持てあそばしてはいたけど、チャリダーらしい仕事(?)もしてみた。
上野山荘に自転車が3台あったがここまで到着したチャリダーが置いていった自転車との事。
しかし、整備できずに倉庫に放置してあった3台を素人ながらも乗れるレベルまでメンテンスしてみた。
3台ともとりあえず街で乗る分には問題ないはず。
自転車は消耗品交換すれば半永久だからね。
ちなみに上野山荘の倉庫にはかなり自転車用品が転がってる。
探せば宝物が出てくる、、、、かもしれない。
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