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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2016/04/29

【登山】絶景の雪山パノラマ稜線を行く!でも日帰りで爺ヶ岳と鹿島槍ヶ岳を往復で疲労困憊(後半)



爺が岳にあっさり登頂。
(前回⇒【登山】混雑するゴールデンウイーク前にちょっくら雪山の爺ヶ岳行ってくらぁ!(前半

山頂から見える鹿島槍ヶ岳が気になりますよね?
時刻はまだ9:30。

せっかくだから行ってみる?


 稜線が爺ヶ岳中峰、北峰と続いてる。
登山道も見えてますね。


ちなみに、中峰、北峰はピークを巻いてまっすぐ鹿島槍を目指します。

ええ…てっきりねぇ…
爺ヶ岳は南峰が一番高いと思ってたんですよ!


登山道には雪が残るものの問題なし。
あっさり北峰も通過して下りに入ります。

そう考えると、爺ヶ岳は登頂してないじゃん!


 いやー、立山とか剱岳がきれいだなぁ…

もう爺ヶ岳のことは忘れましょう!


ちなみに爺ヶ岳から鹿島槍ヶ岳の稜線、東側が絶壁!


 雪がついてるのも東側だけ。


 稜線も西側は雪がついてないので、普通の夏道を行きます。


途中、雪の残ってる場所もあるけど、わざわざ崩れかけてる東側歩く必要もないので。


 たまに振り返ると、東側の絶壁が見える。

緩やかな西側とのギャップが激しいな。


 東側。
谷は冬場、よく雪上ハイクした大谷原からの林道。
(林道の話⇒【大谷原】冬本番を前にとりあえず雪の上をお気軽にハイキングしようかな?

林道から赤岩尾根を登るらしいが、あの稜線東側の絶壁登るの??

さらに谷の先には働いてたスキー場が見える。


(スキー場バイト時の画像)↑
ちなみにスキー場からだと爺が岳(左)と鹿島槍ヶ岳(右)はこんな感じで見える。


 西側。
谷を流れる川。先で黒部川に合流してるはず。
奥には剱岳。


 標高が落ちたほうが残雪が多いという。
何でですかね?


アイゼンなしで普通に歩いていきます。


 雪庇がまだ残ってます。
だいぶ亀裂が入ってるので危ないですねぇ、近づけば。

歩く場所は木の近くなので問題なしです。


 またすぐ雪なくなるし。


夏道にまた戻ります。


 そして、先ほどの大谷原からの登山道の合流地点の冷乗越。


オブジェがあります。


 ここから大谷原にいく場合は雪崩に注意の看板。

なかなかに怖いルートである。


この冷乗越までくれば、爺ヶ岳と鹿島槍の間にある冷池山荘はもうすぐ。

うん、赤い屋根が見えますな。


小屋手前で林の中を登る。
残雪が!


 はい、冷乗越から10分で、冷池山荘です。
こちらはすでにゴールデンウイーク前から営業中。


 時刻は10:30
標高 2420m


 営業中でっせの看板。
時間があればコーヒーでも一杯やりたいところ。


 そう、鹿島槍の山頂を往復してたら時間がないので、持参したおにぎりだけ食べてすぐに出発です。


 山荘からはしばらく雪の登り。
でも、アイゼンなしで普通に登って行きます。


 また雪なくなった。


また、雪出てきた。の繰り返し。


念のためピッケルだけ装備。
なくても問題ないけど、杖がわり。


奥に見えるのが鹿島槍か!
遠いな。


まずは、手前の布引山を目指す。


 夏道だけど、なかなかに長い登り。


立山方面見て、絶景で疲労を癒す。
さすがに、朝から歩いてると疲れが…


まだ?


 やっと布引山山頂!


 時刻は11:40
標高 2683m
 

 次にやっと鹿島槍ヶ岳。


 布引山のあとは緩やかに登り。


が、疲労で足が上がらない。
ぜいぜい言いながら登る、あれが山頂か!?


真っ白な雪をかぶった場所が…


 山頂!!


時刻は12:30
標高 2889m

鹿島槍ヶ岳(南峰)登頂です!YES!


こちらが北峰。

あ、鹿島槍ヶ岳は南峰の方が北峰より高いですから。


 さらに北側。
北峰を経由して五竜岳、白馬岳とアルプスは続く。


 東側。
方向的に北東なので、白馬村とか雨飾山とかが遠くに見える。


振り返って南側。
爺ヶ岳があんなに遠くに。

歩いてきた稜線。


 西側。


 黒部渓谷の奥に、立山とか。
先日登った御山はどれ??


 それでは山頂からの動画をどうぞ。


画像(鹿島槍ヶ岳の山頂からのパノラマ


 さあ、のんびりもしていられない。
日帰りピストンですからね。

帰らないと。


時刻は12:35
10分も山頂にいなかったね。


遠くに爺が岳。
まぁ、この帰路をみれば、早く出発する気になりますわ。


一路爺ヶ岳目指して下山です。


 下りが早い早い。
しかし、疲労で足がガレ場の岩にとられるとられる。


まだ?


やっと冷池山荘が。

よくみるとすごい絶壁の上に建ってるよなぁ。
 

山荘です。

 時刻は14:00


やっぱりコーヒー飲んでる時間なし。


 残りのおにぎりを食べてすぐ出発。


ここからダブルピッケルです。
別に二つも必要ないんだけど、せっかく持参したのと、足がフラフラなのでストック代わりです。


 雪を超えれば、


爺が岳まで再び登る。


 振り返って鹿島槍と冷池山荘。


 爺が岳が遠い!

やっと中峰への分岐。
結局、登らず。


 やっと、戻ってきました。
爺ヶ岳南峰。


はぁ、すっかり景色がかすんできました。


時刻は15:45
だいぶ予定時刻をおしてます。


 さくさく南尾根を下りますよ。


足がぁぁ!
疲労困憊です。


途中、尾根を外れて藪へ。
余計に体力消耗です。


 ふたたび雪棚に戻ってきました。
ダブルピッケルなのでガツガツ下りますよ。

ちなみに、アイゼンはなしです。


 緩やかな尾根を行くと、


JP(ジャンクションピーク)。

時刻 16:45
標高2300m付近。

 がつがつ下る。


 ダブルピッケルを駆使して(?)降ります。


 雪もなくなり尾根ぞい。


疲労で集中力がなくなったのか、目印が見あたない。
おかげで、尾根をそれそうになったり、残雪や笹で滑ったり。

ルートのわかりづらい南尾根です。


 フラフラの疲労困憊でやっと柏原新道に復帰。


ああ、疲れた。
ここまでくれば一安心。


 すぐの八ツ見ベンチ。


時刻は18:30

ぎりぎりでした。


あとは、30分もかからず駐車場へ下山。

整備された登山道は歩きやすいねぇ!


久しぶりの12時間以上のぶっ通しハイクでした。
ああ、疲れた。
いささに、日帰り爺が岳&鹿島槍は欲張りすぎたか。


今度はもっとゆっくり登りに来るとしよう…



【行程】

5:10 標高1330m 登山道入り口(扇沢)
5:50 標高1600m 八ツ見ベンチ
8:15 標高2300m JP(ジャンクションピーク?)
9:20 標高2670m 爺ヶ岳南峰

10:30  標高2420m 冷池山荘
11:40  標高2683m 布引山
12:30  標高2889m 鹿島槍ヶ岳(南峰)登頂

14:00  標高2420m 冷池山荘
15:45  標高2670m 爺ヶ岳南峰
16:45 標高2300m JP(ジャンクションピーク?)
18:30 標高1600m 八ツ見ベンチ
19:00  標高1330m 登山道入り口(扇沢)


 


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