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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2016/09/12

【登山】初めての岩の殿堂「剱岳」だというのに、いきなり無謀な”日帰り”に挑戦!


え~…
全然、自転車に乗っておらず、まったくもってHouse To Summit(家から人力のみで山頂へ)になっていない日々が続いております…

過去のHouse To Summit(家から人力のみで山頂へ)⇒


これも、仕事が忙しくて時間がないせいと、自己正当化しております。
そして、時間のない関係上、無謀にも「剱岳」の日帰りに挑戦しようかと…

あ、ちなみに初の剱岳でーす。


仕事が一段落した残暑な日。
すっかり稲も収穫されてます。


時間がないから車ですよ。
ついでに高速登山ですから荷物も軽量化ですよ。
でも、万が一用にテント、マット、寝袋、非常食はこれでも持ってますよ~!


まずは、剱岳の長野県側の入り口、扇沢駅。
アルペンルートです。


始発トロリーが7:30分なので、登山開始もその分遅くなります。


では、トンネル。
始発の乗客はほとんどが山に登るのが目的な山家さん。


はい黒部ダム。


いやー、放水ですね~
天気もよく立山も見えてます。


が、のんびりはしていられない。
次、ケーブルカー!


次、ロープウェイ。


ああ、いい景色~


じゃ、最後、再びトロリーバス。


じゃん!室堂。
時刻は9:00

春先の立山登山同様、扇沢から1時間半かかりました。
(春先⇒【登山】日本語が聞こえてこない!?黒部アルペンルートが開通したので行ったら外人だらけの通勤ラッシュな... )

今回は、日本人しかいなかったですけどね。


それでは、日帰り剱岳ハイク開始です。

9:00 標高2450m 室堂バスターミナル
 

みくりが池


立山と池。
秋の紅葉が待ち遠しい。


現在は立ち入り禁止な地獄谷方面。
硫黄くさい!


いやー、いい天気です。
台風が近づいてたので天気が心配でしたが、問題なさそうです。


みくりが池温泉のあとは、がっつり下ります。
下には雷鳥キャンプ場。


地獄谷が近い。


遠くには立山市内かな?


キャンプ場まで下ってきました。
まだ、元気なので駆け下りてきました。


いやー気持ちよさそうな場所です。
お気楽に来れてキャンプもできるという室堂です。

すばらしい。
上高地に近いものがありますね。


キャンプ場を抜けて、川を渡ります。
ここからが再びのぼり。

正面の尾根まで登り。


すっかり周辺は紅葉が始まってる!


振り返って室堂方面と立山。


が、なかなかこの上り返しがつらい!


振り返って立山。
まだ?

お!建物が見えた。


10:15 標高 2750m  剱御前小舎
別山乗越にある山小屋です。


おお!!正面に目指すべき剱岳がみえるじゃないですか!
 

で、再びここから下り…
地味に体力が削られます。


この先ルートが二つあって、直接、剣山荘まで行くルート。
もうひとつは、剱沢キャンプ場を経由して剣山荘に行くルート。

距離は100mくらい直接ルートが短いくらいで、ほとんど変わらないし、
キャンプ場ルートの方がメジャーなので、歩きやすいらしい。


では、スピード重視で歩きやすいルートを行きます。


たしかに歩きやすい。
がつがつ下っていきます。


キャンプ場が見えてきました。


10:30 標高2530m 剱沢キャンプ場。

目の前に剱岳が見えて是非泊まりたいキャンプ場である。


が、今回は日帰りですから!
キャンプ場からすぐの剱沢小屋の横からさらに下り。


剱岳の山頂から最もちかい剣山荘を目指します。
まぁ、すでに見えてますが…


はい、剣山荘。


みなさん、のんびりしてます。
すでに剱岳を登った後なのでしょうか?

こちらは、これからアタックですけどね。
持参したオニギリを食べて5分も休憩してすぐ出発。


10:55 標高2470m 剣山荘


剱岳に登り始めたとたんに、天気がぁぁ!
先ほどまでの晴天はどこに?


本来なら正面に見えてる剱岳も。


それでもがつがつ進みます。
岩場が多くってきました。


振り返って。
剣山荘はどこ?


がつがつ!


登っては下る。
うーん、疲労が。


霧で真っ白になったり、突然晴れて視界が開けたり。


岩場に鎖。
鎖場に名前がついてる様になってきました。


見ると結構難易度が高そうだけど、鎖場はしっかり整備されているので、比較的登りやすい。


で、また下ると…
こちらの登り下りの方が、大変だな。

たぶんこの辺が前剱。
12:00 標高2800m  前剱



で、岩場のトラバースと登り下りを繰り返す。


お!霧が晴れて剱岳の山頂が!
目的地は近いぞ。


が、また真っ白に…


下りきると、正面に巨大な岩壁が!
この上に見えるのが、剱岳山頂!

たぶん、ここが、平蔵の頭。
ここからが、剱岳の核心部。難関のカニのタテバイとヨコバイという難所が待ち構える。

そう、待ち構える…
え~…、実はここで大きな勘違いをしております。


いざ、岩場に取り付こうとしたら再び霧で真っ白。


そして、まずはカニのタテバイに!
いくぜ!と思ったらいきなり雨!

岩場が濡れたらそら危険ですばい!まぁ滑るからね。

とはいえ、鎖場の途中で引き返す訳にも行かない。
なんせ、山頂付近のルートは一方通行になっているのだ。

つまり、カニのタテバイ、ヨコバイと登りきらないといかんのだ。
雨で滑りやすくなったとはいえ、鎖も足場もしっかり杭が打ってあるので慎重に行けば問題はない!

そう…勘違いはつづく…


え~
山頂付近のルートですねぇ。

ルートは一方通行ですねぇ。
ええ、タテバイで登って、ヨコバイで下山してくる…あれ?


すっかり、タテバイ登ったら、次はヨコバイの登りだと思ってましたよ!!

・タテバイ(登り用ルート)
・ヨコバイ(下山ルート)

いや~タテバイ登り切ったら、ヨコバイの標識があったのもあるし、
視界悪く先が見えなかったのもあった。


 あれ~?ヨコバイってがっつり下ってねぇ?って思ったときは、完全に平蔵の頭まで下っていた。
下りきったら雨も霧も晴れて、正面に巨大な岩壁と剱岳山頂~!

一人、なんでやねん!?って突っ込んでしまった…(泣


はい、おさらいです。
山頂付近のルートですよ。

カニのタテバイを登ったら、残すは山頂だけです!

タテバイを登ったら、山頂まで10分かからんそうです。
しかも、歩きやすい稜線の登り。

タニのヨコバイは山頂からの下山に使うルートですよ~



いや~雲海からの景色がすばらしいなぁ…
と、少々現実逃避をしてしまいました。

が、呆けてる時間はない。
現在12:45分。

日帰りをあきらめて、再び登る選択肢もあったが、岩場が濡れて危険。
何より心が折れた!

十分なネタは手に入ったと思って、下山開始です。


また来るぜ剱岳!ということで。

山頂手前で、断念ってよくあるよね?あるよな…
というか、剱岳で最大の難所だけ行って登頂せずに下山ってありえんのか?

下山中に追い抜く登山者みんな(みんな剱岳登頂済み)に「もったいない」言われるしさ…


いいんです。
今回の最大の目的は日帰り!(違う?


再び天気が悪くなってきたので、急ぎ足で下ります。
が、足が疲労でへろへろ。

しかも、先ほどの雨で滑る滑る。
スピードがでず、余計に疲労がたまる。


振り返って。
再び山頂は霧の中へ。

やっぱり下山して正解だよな?な?


ここを登り返して、ガレ場を下ればもうすぐ剣山荘!


はい、剣山荘です。


14:00 標高 2470m 剣山荘。

無事、ここまで来ればあとは安全な登山道だけ。


オマケ

いや~すがすがしい安曇野の景色だなぁ…


って、まだ終わりじゃない。オマケどこじゃない!
剣山荘の後もなかなかハードだったんです。

時間も最終バスの16:30まで余裕だし、もうお気楽モードかと思いましたよ。
なんせ、行きはここまで、室堂から2時間でしたからね。

ところが、剣山荘を出る直前に大雨が!
仕方なく合羽着て出発も、ずっと雨。
しかも、行きとは違い間違えて歩きにくい直通ルートに入ってしまい、岩場だらけでスピードがでず。

それでも、なんとか雷鳥キャンプ場に16:00到着。
バスターミナルまで15分もあれば間にあると思いのんびりしてたら、あれよあれよと時間がなくなっていく。

最後は走ろうにも、疲労で足が動かない。


なんと、改札に着いたのは出発2分前!!
ぜいぜい言いながら最終バスに乗って帰路についたのだった…


次回は、テント張ってゆっくり登りだな…



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