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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2012/01/19

【tolhuin】フエゴ島の親切なパン屋さん

宿の朝食。
パンクロワッサン食い放題。
コーヒー、オレンジ、ミルク飲み放題

なんていい朝食。腹いっぱい食う。
チャリダーに食い放題はやばいでしょ?


みんなパン食べちゃいますよ?



フランス人チャリダーのお父さん。
ウシュアイアからここまできたが、さすがにこの強風のため、アレナスまでバス移動。

さすが(?)年の功。無理はしません?

9時半、我々も出発。
昨日に比べれば、たいしたこと無い風。
でも天気予報によれば本日も時速30kmくらいらしい。

最初街でてからしばらく、西に向かい、もろ向かい風。
その後方向転換して、追い風になる。


追い風なら、順調に進む。
昨日ほどではないが、それなりに強い風。

、、、だいぶ、パタゴニアの風に慣れてしまった様だが、
通常では、強風扱いされると思う。


休憩中。
停車してると、風をもろにうけるので、さくさく再出発。

本日の予定工程の距離半分くらいで、森がでてくる。
この辺から風が弱まる。

木々があるのは、このあたりはあまり強風ではないということか?
強風荒れ狂うところでは木々ないものね。
木すら育ちにくいパタゴニア。

低地なのに氷河もあるし、森林限界点も越えてるのか?

しばらく、森の中をはしる。
久しぶりの風景である。

最近は、荒野のバンパばかりだったから。

道は真南に下るが、風が収まって、問題なく走れる。
多少上り下りがでてきたが、問題なし。


、、、あの強風にくらべればねぇ、、、。


Tolhuinの村着。


幹線上の小さな村であるが、この村はチャリダーにはとても有名。
それはパン屋さん。

おいしいパン屋で有名?

たしかにバスも休憩によったり、地元客でにぎわってたりで、おいしいパン屋でも有名。


その証拠に街入り口にあるインフォメーションに一応宿情報をと、入るやいやな、
「自転車だろ?パン屋はあっちだ!」

、、、そんな有名か。村公認?
チャリダーは必ずパン屋へ直行か?
(インフォではちゃんと普通の宿も紹介してくれます)

で、これが、有名パン(panaderia)屋さん。
La Union。

常に込んでる、地元、いやアルゼンチンでも有名なパン屋。
ツアーバスも寄って行く。タクシーも寄って行く。
バイカーだって寄って行く。
そんな有名店

店内は込みこみ。

こんな大きな店だと思わなかったのでびっくり。
そして有名人も大勢訪れてるらしく、オーナーとの写真だらけ。

早速パンを購入。
うまいぞ、うまいぞ。
エンパナーダ4ペソ/一個でうまい。

しかも店員の兄ちゃん、「自転車?」と聞くや、
料金まけてもらってもらっちゃってます。

店内にwifiとんでるのでゆっくりネットも可能。



ここのパン屋でコロンビア人チャリダー登場。
陽気だ。ラテン。
昨日着いて一日手伝ってたらしい。


って、なにがここまでチャリダーをひきつけるのか?なぜに有名か?
それは、、、

チャリダーを無料で「宿泊」させてくれるんです!!

チャリダーが村に着いたとたんに、インフォですら、あの案内ですからね。


部屋はパン屋裏手の工場の一角。


自転車も小麦粉の中です。

いいのかな?ここに自転車で。


ちゃんときれいなシャワーもあるし。

ベットはお世辞にもキレイとは言えないけど、無料で泊めてもらってますから。
これは自分の寝袋で寝れば問題ないでしょ。

屋根があるだけで感謝です。

そして隣の部屋が、パン工場の一部。
ここでは主に惣菜パンを作ってるらしい。

そこに、チャリダーがうろちょろしてていいのかと疑問だが、
従業員みなさん、

親切!
なんで、そんなにチャリダーに親切なんだってくらい親切。

滞在中に見かけなかったけど、オーナーもアクティブな人らしく、カヤックや登山の写真がたくさん飾ってあった。
チャリダーの気持ちが何かわかるものでもるのかな?


と、工場では常にパン作ってるわけですが、、、


焼けたその場で、いきなり、「はい」って、、、。

いいんですか?食べちゃって。
無料で泊まってるので、せめてパンをたくさん買おうと思ってるに、、、
もらってしまってる!!

ホント、なんで皆、そんなに親切なんだ~
感謝してもしきれない!


そんな多数チャリダーが泊まってるこの部屋。
チャリダーの寄せ書きが壁には多数。

日本語がなかったので、それでは、、、、
ということで、墨もってるので、墨絵でかいてみました。


年賀状でも書いた2012年の干支の龍とタンデム画。
って外人は何で龍なんだろうと思うだろうな、、、、。


そして壁よく見たら、意外とタンデムいた。

こちらにも。

旅中、同じタンデムを見かけることなかったので、これはうれしい。


ちなみに後日テレビみてたら、BBCで、2年間かけてアラスカから南下した4人家族チャリダーの紹介されてた。お父さんと小さい子がタンデム。
年末にウシュアイアに間に合ったみたいな感じだったので、同じ時期にタンデムが南下してた事になる。

結構タンデムがいて、これまたうれしい。



さて、我々も明日のランで、目的地のushuaiaウシュアイア到着である。
上記家族や他のチャリダーみたいに、長距離のはてのゴールではないけど、
ひとしおに感無量です!

なんとか年越しには間に間に合うぞ!





A:Rio Grande
B:Tolhuin

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【データ】
KM
city
time
Altitude
0km
Rio Grande 09:30   20m
112km
Tolhuin 17:00
 110m







※この記事は2011/12/29時点の事です。


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