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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2012/01/25

【punta-arenas】再度アレナス!宿で豪華歓迎会!?

ついにウシュアイアを脱出するときがきた。
まだ、とりあえずチリの最南端のプンタアレナスなので、パタゴニア編が完全に終わってしまう訳ではないが、ウシュアイアを出るのはちょっと、パタゴニアが終わってしまう気がして、悲しい気もする。


しかし、いつまでもここに居る訳にも行かない。
次の地へ行くのだ!

バスは7時発だが、自転車をバラす時間と、自転車代交渉の時間が必要だ。
そのため、4時半起床、5時半に宿出発。

6時に旅行代理店に着く。一番のりである。


今回は前輪だけ外し、輪行バックを利用して、コンパクトらしさとアピール。
まぁ十分大きいですけどね。

だんだん人が集まってきて出発の5分前くらいにバスがきた。
よかった大型バスだ。

事前に聞いていたとしても実際見るまでは不安なものだ。


それでは、自転車持ってる場合としては、これからが本番である。
自転車代交渉、、、。
これがいつも嫌な作業だ。メキシコみたいに無料(もしくは小額)にしてくれればいいのにと思う。


旅行代理店も開き、運ちゃんと代理店の人とチャリ値段交渉。

特に運ちゃんは料金知らないみたいで、適当に10000チリペソとか言う。 
いやいや、ウシャアイアにくるときは5000チリペソだったと言ったら、
じゃ、5000で、、、
このあたりがチリ人らしい気がする。

支払いは代理店支払いの50Aペソになった。
が、細かいのがないので、40アルペソ+1000チリペソで結局5500チリペソ相当に。

当初言い値が8000チリペソだったので結果安くなったからまぁいいか。

自転車さえ積んでしまえば、後は気楽である。
なんせ乗っていれば目的地に着くのだから、、、、。

あっという間に10時半すぎにイミグレ着。
微風すぎ!

10日前の前回の強風は何だったんだろうってくらい微風!!
なんせ天気予報では時速50kmって爆風でしたから!!!

【rio grande】時速50kmの強風荒れ狂うフエゴ島で
こんな感じで、同じ国境とは思えない!


パスポートは運転手に預けて、乗客は待つのみ。
荷物チェックも何もなし。楽である。
(後日通過した人は前日麻薬が発見されて、預け荷物もだしてチェックされた)

45分くらい待ってアルゼンチン国境出発。

今度はチリ国境。荷物全部持ってx線に自分で通す必要がある。

自転車はそのままでもOK.
それ以外はすべてバス内も出す必要があり、係員もバスに乗り込んでチェックする。

X線待ち。
まぁいい加減で、普通にウエストバックや服はチェックされないので、簡単に持ち込めてしまうのでは?
一応犬がいるから、犬が反応するのか?

チリ側もドライバーがパスポートまとめてチェック。

待つこと一時間以上。
やっと、13:30になって出発。
長すぎ。

国境後はダートをひたすら荒野を行く。
しかし、国境からは、我々が通ってきた道をは違う北上ルートになる。

フェリーポイントも違うのだ。
途中からダートもアスファルトに。なんで全部しないいんだ?

フェリー乗り場に16:00着。全員おろされ、歩いて乗船、寒い。
そのまま乗船したらいいのに、なぜ?

対岸も目視できるくらい近く、フェリーもたくさん発着してるので、乗船後すぐ出港。

船内。
たった20分の船旅。対岸見えるくらいの近さだからね。
カフェテリアもあり、チリとアルゼンチン両方のペソが使える。ホットドック1000チリペソ

別に、車の乗車スペースにも降りれるし、
なぜにバスから降ろされたのか不明、、、。

すぐに対岸に。
ここからフル舗装路。

途中、アルゼンチン側Rio Gallegosリオガジェゴス方面への分岐がある。
ここで、以前自転車で通った道へ合流。

あとはアレナスまで南下するだけだ!



18時半、やっとアレナス到着。
もう、ここは二度目の街、勝手知ったる場所である。
しかも、すでにアレナス入りしてる友人夫妻がお勧めしてくれた宿へと宿泊地も決まっている。
彼らとは、メキシコ以来の再会となり、とても素敵な宿情報をいただいて、
前回のアレナスの悪い印象を払拭してくれそうだ!


そんなお勧めの宿のオーナーのダビ、バス降り場まで迎えにきてくれてた。
でも客引きしてるし、、、。


その素敵な宿は、、、、看板が出ていない!


Babel Hostel
add: Ignacio Carrera Pinto 245

バス会社が多数ある、南北に縦断する目利き通りのAV,Colon通りの一本裏Ignacio Carrera Pinto北側。

ツインの部屋のみの全8ベットの小さな宿。
一人8000チリペソ

家族共同キッチン、共同温シャワートイレ、wifi、朝食つき。


フレンドリーなオーナーのダビは多少英語ができる。が、奥さんが!!!スペイン語はもちろん、英語、フランス語とぺらぺら。イタリア語もいけるらしく、チラシに誰がこんなにしゃべれるんだと思ったらスイスに留学経験ある奥さんの事だったようだ。

普段ならちょっと高いと思う料金設定だが、前回しょぼいホステルで7000チリペソ/ドミトリーだったので、
安く感じてしまう。

しかも、この設備なら、、、、


一番最初に泊まった部屋。

その後移動した部屋。
部屋はそこそこな感じ。
布団が暖かい。

この共同スペースの居心地の良さがこの宿の特徴だ。

ゆったりしたリビングに、

タンデム自転車も家内における広さ。

リビング横のダイニング。
楽器や、食器など、おしゃれに並んでいる。

そして大きな窓。
ストーブもあり、ゆっくり滞在するにはうってつけの空間だ。

ゆっくり滞在って、、、!? しかも二度目訪問のアレナスで、、、、!?




バスついてからすぐに北上バスを探したが、なんと一週間待ちだ!!
AV,Colon通りや、周辺にオフィスは集まってるが、ここもバスターミナルがないので、バスチケット購入にオフィスをたらい回しになる。



・プルマ社 月金、
・turbus社 火木土(colon通りとchiloe通りの角か、colon通りとA.sanhueza通り西側1ブロック)
・Queilen社 月水金(colon通りとlautaro navarro通りを西へ2ブロック)

と、日曜以外は一日一本以上な日もあるのに、年始の込みこみが終わってないのか7日待ちだ。
料金はみんな40000チリペソ
プエルトモンでもチロエ島カストロまででも40000とお得らしいが、年末まで35000チリペソだったのに値上げ。しかも年末の方が当日とか席取れた人いたのに。



ここは、ダビに宿代の長期滞在の交渉をこころみないと、、、。
滞在費で、結局アルゼンチンルートが安いって事になってしまう。
ちなみにチリの飛行会社のsky air lineならネットでもオフィスでも4日後で75000チリペソくらい。
自転車がなければ、ここは飛行機を選択なところだ。


とりあえず今後の予定が決まったところでさっそくスーパーで夕食の買出し。
やっぱチリはものにあふれてるな。

宿へ帰り料理してたら、ダビが、今日はパーティーだ!
って、ちょうど料理してるんですが、、、??


先に宿泊してる友人夫妻に、同じウシュアイアからのバスだった、チリ人二人も加わり、クラントパーティーに!!

プエルトモンでも一度食べてるクラント料理ですが、、、

こんなん↓
過去のブログ⇒【puerto montt】ついに来た海鮮の本場(?)、アンヘルモ市場


家庭の味なのか、お店よりあっさり。しかもうまい。
もちろんプエルトモンで食べたクラントもうまかったのだが、、、、

ダビの用意してくれた、クラントの豪華さといったら、完全にプエルトモンを抜いてしまった。
、、、しかも味もだ。

うまいぞ、美味しいぞ、これ!ダビ。
これから、北上してプエルトモンへ行くという友人夫妻!
これはプエルトモンすっ飛ばしていいです。こちらの方が美味いと思うぞ!

ワインも用意してくれて、、、、
しかも一緒にウシュアイアから来た、チリ人二人も面白い人で、
友人とも久しぶりの再会と楽しくあっという間に時間がすぎてしまった。

この残骸がこのクラントの美味しさを物語ってる!?

ぜひ、秘訣を教えてほしいぞ!ラビ。


食後のデザートは、友人夫妻が用意してくれた。


こんな素敵な豪華な食事は今旅初めてなくらいだ。
そしてパタゴニア最後の地を最大限に盛り上げてくれた。

こんな素敵な宿を紹介してくれた友人夫妻に、
素敵な演出してくれたオーナーダビ、
面白く盛り上げてくれたチリ人カップル、みんなに感謝感謝です!







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