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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2012/01/18

【rio grande】時速50kmの強風荒れ狂うフエゴ島で

小一時間見学ペンギン見学終了後、、、。

自転車に戻り、出発!


ツアーテント横を通っていく、、、と?
白いテントの横に、一人用テントと自転車?

確かに壁があってこの強風の中テント設置にはいい場所だ。
でも、入ってくるな看板あるのに、なんてツワモノだ!

昨日会わなかったから、どこからきたチャリダーなんだろう?


本日の風はパタゴニアに入って初めてじゃないかと思うくらいの朝から強風。
いつも朝は穏やかで、昼前から吹き荒れてたのに。


おかげで15km先の分岐へ戻るのに一苦労。
ここまで横風、向かい風だった。

とりあえず、バス亭で休憩もガラス全部割れてますよ、、、?
風除けにあまりならん。


しかしここからは、また東向きで、追い爆風!
風に押されまくり。
後でチャックした天気予報では時速50km/hでてた。
平坦とはいえダートなのに30、40kmでるし。

漕いでないのに40kmって、、、、。

そんな今のところ味方な強風のお陰で国境へあっさり到着。

国境手前から、トラックやバスの幹線道路と合流するので、交通量が一気に増えた。

チリ側イミグレには売店とカフェテリアがある。
フライドポテト1000チリペソ
ホットドック1000チリペソとか。

1アルゼンチンペソが100チリペソ換算で流通。
飛び地的なアルゼンチンのフエゴ島領土は、道がないので、必ずこの国境を通る。
そのためアルゼンチンペソも使える。

バスが到着すると込みこみなイミグレ。
出国なのであっさり終了。

緩和帯が相変わらず長い。
隣同士の国境がこの両国にあるのか?

アルゼンチンとの国境線。

アルゼンチン国境からイミグレへ。ここからアスファルトが復活する。

しかしさらに爆風が強烈爆風に。
走ってても、後ろから砂が飛んできて痛い!

逃げるようにイミグレの陰に。
何この風?

アルゼンチン入国もあっさり。
バスの多数くる時間帯でないらしく、ここまでどうやってと質問も、自転車といったら、
ああ~って感じで手馴れてる。

このイミグレ、自転車だと宿泊できるって有名だもんな。

時間的に泊まる必要ないので泊まれるか聞いてないが、男女トイレの間にwaitingルームがあって、
そこで泊まれる様だ。


入国して、アルゼンチン側をみると、ついに看板にウシュアイアの表記。
ゴールが見えてきたぞ。

この先の左側にホステリアの看板あり。
今、イミグレに泊まろうとすると、ホステリア行けっていわれるかも?

アスファルトになって走るのが楽になった。

しかし、相変わらずの強風。
海が濁流の様ににごってますよ。

しばらくは南西に向かうのでまだ追い風。

この南西方面の間はよかった。なんせ坂道すら勝手に自転車が進むレベル。信じられん。
しかし、停車して写真とうろと思ったら自転車ごと転ぶ。
ものすごい風だ。たっていられない。

追い風の状態なら走ってる方が安定するくらいだ。

この間まったく、風を避けるような建物がない。
やっとみつけた、測量所。

区間によっては道が真南ぎみになり、もろに横風になる場所があった。

風が一定の強さならいいのだが、突然強雨の中、さらなる突風が吹く。
そうなると、自転車が振られてものすごく危ない。

右端から道路反対の左端に走ってても飛ばされる勢いだ。
大げさかもしれないが、決して大げさではない。

しかもこの路線はアルゼンチンの輸送の重要幹線だから、トラックも多い。
後ろからくる車のときも、そうだが対向車が接近したときも、気合入れてないと、突然の突風に耐えれない。


本日の目的地のrio grandeリオ=グランデまで最後20kmが真南になり、もろ横風になる。
とてもじゃないが、危険で無理。
向かい風より大変だ。

しかたないので、押すことにする。

それでも、反対側に力をかけてないと、風に押されて、転んでしまう。
なんて強風なんだ。

ハンドルを持って押してるので、前輪は大丈夫だが、
ダートということもあるが、後輪にいたってはそのまま横滑りをしている。

この真南な区間は数キロだったが、抜けるのに一時間以上かかった。
その後は再度道が南西方面に。

途中、強風で時間かかったが、なんとかrio grandeリオグランデの街の入り口まで辿り着いた。
幹線は街の外を通るの大型車がいないだけマシだ。

海岸線沿いから軍の設備のある場所のsanta feサンタフェ通りから街のセントロ方面へ。


さらに左折してメインストリートのsan martinサンマーティン通りを行く。

サンマーティン通りの番地60番くらいに、ホステル=アルゼンチィーナという安宿情報がある。
宿代の高い、この街でこのホステルは70Aペソと唯一安いらしい。
それでも他の街から比べれば高い。

、、、が、唯一の希望の宿が閉鎖、、、、?
ブザー押しても、誰も出てこないし、人のいる気配がない。
この強風のなかどういう事ですか?


プラザ(公園)にインフォメーションがあったので、宿聞くがどこも高い宿ばかり。
ここでもアルゼンティーナ宿の話が出てこなかったので、やはり営業してないのだろうか?


ちなみに、インフォの人たちによくこの強風の中着いたわねぇと言われた。
やはり普通じゃないだ、、、この風、、、。



インフォでもらった地図とホテル一覧。

次に安いと案内されたHospedaje Vientos del sur(add:Pto' moreno 835)へ行ってみる。
シングルが唯一90Aペソとあったので、ここに二人で安く泊まらせてもらい。
郊外にキャンプ場もあるようだが、この強風の中テントはもはやありえない。


が、行ってみたら、200Aペソの部屋しかなく、自転車は外に置くとかありえない。
しかも、しょぼいし、、、。

しかし、この宿で街一番安い宿を紹介してもらった。
インフォでももらったチラシに値段の書いてなかったEL Coihue(add:M,fagnano 959)だ。


、、、しかし、コンプリート(満室)、、、
一応80Aペソ一人との事。


さらにここでも他の宿を紹介してくれた。

Pension AvenidaとHspedaje Noalだ。

ホスペダヘのほうが安いと思って行ったがやはり200Aペソで、、、


このしょぼさ、、、。これでwifiもキッチンもないんじゃねぇ。

残りはインフォで聞いたB&B El puesto(add:juan bautista thoene/シングル160,ツイン200)か,
pension Avenidaのみ、、、、

値段同じなら、ホテル系の方がいいんじゃ?


とりあえず近いpension Avenidaから。

聞いたら二人で220Aペソだけど、200にしてくれるとの事。
しかも朝食つきでwifiあり。
キッチンはないけど、さっきのホスぺダヒの後だからお得に感じる。

そしてフランス人おっちゃんチャリダーも先客で泊まってた。
北上予定もさすがに風つよくてバスで明日移動らしい。
実に賢明な判断だと思う。
この風は無理でしょ?


強風のなかのホテル探しはもう疲れきってて、もうここで決定。
昨日も野宿だったし、今夜は贅沢ということで。

220⇒200にしてくれてwifi、朝食で部屋にトイレシャワー付。
キッチンなし。でもお湯はくれる。


pension Avenida
ADD:591 moyano
Mayono通りと AV Belgrano通りの角の青い建物

一人190Aペソ
ツイン220Aペソ

レセプション

リビング兼朝食場

宿の朝食。立派です。

部屋。
快適だ。普通のホテルである。

トイレシャワー

セントラルヒーターがトイレにも入ってて暖かい。

外の強風が信じられないくらい、静かかな建物内だ。


町並み。

san martinサンマーティン通りにカルフールがあったので行ってみる。

中は物にあふれていた。
チリ側もうちょっとがんばってほしいなぁ。

アレナスは物にあふれてるのに。


キッチンがないので、部屋でこっそり、キャンプ用品で自炊。
いつものオイルサーディーン炊き込みご飯。

文明のビールとポテチつき。

風に悩まされず就寝できるって幸せだあああ。





A:ペンギン村
B:チリ国境

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A:アルゼンチン国境
B:rio grande

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【データ】
KM
city
time
Altitude
0km
ペンギン村
07:00    0m
16km
十字分岐 08:00
  35m
58km
チリ国境 11:00
  25m
73km
アルゼンチン国境
13:00
  25m
155km
Rio Grande 17:30
   0m









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