自己紹介

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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2011/12/30

【El Calafate】氷河を歩く前に遊覧観光(ペリートモレノ氷河トレッキング★前編)

本日はカラファテ最大の目玉。
氷河の上を歩く、氷河トレッキングに参加である。

fuji旅館で依頼して540Aぺソ。日本円にして1万円弱也。
結構お高いお値段である。

ほとんど観光しない(お金のかかる)我々にしては、かなりの奮発だ。
二人で2万円ですからねぇ、、、。

しかし氷河を歩くというのは、山の玄人でも無い限り早々気楽に歩けるものではない。
それをお気軽に歩けるというのだから参加しない訳にも行かない。

もしお金が許せば、今回参加の540Aペソのミニトレッキングよりビックトレッキングの方に行きたかった。
こちらは770Aペソ。
氷河の上を歩く時間が違う。
ミニは1,2時間に対してビックは5,6時間だそうな。しかも奥の氷河まで連れて行ってくれる。

しかし、今回は予算の都合でミニで。
いつかはビックを!


と、意気込んだ氷河トレッキング前夜。
今回は宿から我々含め5人日本人が参加。
こともあろうか、そのうち3人がオーナーと夜中3時まで宴会、、、。

朝7時の迎え時が眠い眠い、、、。


迎えはちゃんと宿の前まで来てくれるのでラクチン。

町中で大型バスに乗り換え。
氷河についたら、みんな各ツアーごとに分かれるのかと思いきや、全員ミニトレッキング参加者だった。

バスは快適に眠りを誘いながら、ペリトモレノ氷河を1時間ちょっとで目指す。

途中、料金所で入場料支払い。
係員がバス内まで発券しに来てくれるサービス。
というより逃げれない仕組みか?

料金は一人100Aペソ。いい値段である。
アルゼンチンの学生なら15Aペソだそうな。
あと40Aペソのチケットがあったがいったい?アルゼンチン人値段か?


と、カーブで突然ペリトモレノ氷河が見える。
青い。
青いなぁ

ここロス・グラシアレス (氷河)国立公園はユネスコ世界遺産にも指定されていて
ペリトモレノ氷河は公園を代表する大きく非常に美しい氷河らしい。
その他 ウプサラ氷河やスペガティーニ氷河など、47の氷河があるが、今回はペリトモレノ氷河のみである。

ペリトモレノ氷河がだんだん大きくなってくる。

展望台に到着。
ここにはトイレ、レストランがある。

レストランはおもったより高くなかった。
しかし我々はお弁当持参。

氷河を見ながら昼食をするのだ。


まずはガイドさんがここ展望台の案内。
いかにも、これから氷河トレッキングも案内してくれそうなガイドサンさったが、案内はここだけ。

なぜにそんなやる気な格好?

さて案内後ははやる気持ちを抑えて遊歩道を下っていく。
氷河の上部はもう見えている。

そして、時折轟音が聞こえる。
きっと氷河の崩れている音だ。


おお、でかい。
そして青い。

ここまででかい氷河は初めてだ。
しかも空気が濃い。

普通この標高で氷河を見ることはない。

いままでいろいろな氷河見てきたが、これほど、わかりやすい氷河はないなぁ。
スイスで氷河の中に入ったことあるからわかるが、氷河はホント青い。

過去のblog⇒スイスのローヌ氷河/氷河特急3
チョモランマの氷河⇒【エベレストBC(西チベット)】世界最高峰のエベレストを見に行く!


でも大体外部は砂やらで汚く覆われてるものだ。
でもここは表面も青い。

うーーん、感動です。




さらに下ると、アルゼンチン国旗。

砕けた氷河が無数に浮いてる。
おおきな崩落は見れなかったが、小さい崩落は常におきていて轟音がとどろいてる。







大きいすぎて普通のカメラ撮影では収まらず。
パノラマ撮影と動画なら収まる。

それでは、ここでお待ちかねランチタイム。
氷河を崩れる轟音とともに食事です。


食事してゆっくり2時間、展望台での見学。
続いて、バスに戻り、今度は、、、。


フェリーに乗ります。
先ほどの氷河を湖から、下から眺めるというわけ。


氷河に向かいます。



どんどん大きくなる氷河。
下から見上げると、高い。
高いぞ。

展望台からとはまた違う視点から。
でかいなぁ




氷河手前でフェリーを降ります。
ここからが、このツアーの目玉。

氷河トレッキングです。

フェリー降りた場所に小屋がありトイレ休憩です。
ここから、氷河まで歩きです。

そして、氷河を目の前にガイドさんから氷河についてレクチャー
英語でも案内してくれます。


その後ついに氷河へ。
氷河へ向かいます。

手前のテントで、アイゼン(クラポン)をつけます。

まぁ、氷河は氷ですから、すべりますわ。
なので、爪を靴につけて歩きます。

これが重い。
氷以外の場所であるくと、もはや囚人の気分。
足が上がらない。
こんな感じ。
厳つい。

でもコレが無いと氷から滑り落ちます。

それでは、ついに氷河トレッキングの始まりです!!!

、、、続く。









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2011/12/29

【El Calafate】釣り好きには有名なマス(トゥルーチャ)ポイントのカラファテ

のんびりしてます。
居心地いいですねぇ、ここFuji旅館。

なんので、エルチャルテンに引き続き朝ゴハンから欲張って作ってます。
いつもの洋風朝食。

たまには和風で。
ロスで買ったインスタント味噌汁が未だ残ってた、、、。

Fuji藤旅館は、住宅地にあるので、ついつい市街へお出かけせずに、宿でダラダラしてる傾向に、、、。
現金引き出しがてら、街プラを、、、。

こじゃれたメインストリート。
観光客多いですからねぇ。


カジノだってありますよ。
意外と最果てでも栄えてます。
観光地ですから。

モチロンお土産屋さんもたくさん。
なので、ちょっと物価は高めのカラファテ。

しかし、アウストラル街道、エル・チャルテンと南下中の我々にはどんどん物価は下がっていく。
実はこの後の南部チリはここカラファテよりさらに安い。


と御気楽に散歩がてらと思いながらATMいったら、4連休初日だったらしくATMに金が入ってない?
旅行者みんな振り回される。
ATMには長蛇の列

皆して「ここは金はない。あそこは?」
とウロチョロうろちょろ、、、、。

アルゼンチンって南米では先進国なんじゃないのか、、、。
このままでは、参加しようと思ってた氷河トレッキングもできないし、宿代も払えない。

銀行のガードマンは4日後とかいい加減な事言ってるし、、、。


こうなったら、カード使える旅行会社でツアー申し込みするか、、、。
(Fuji旅館は現金のみ)

端から端までATM片っ端から回り、最後の街入り口のATMいったらちょうど現金輸送車がATMに金入れてた。
なので、みんな現金詰め込み待ちで長蛇の列。しかし今の所、ここしか可能性がない!

ATM現金詰め込み後待つこと小一時間。やっと順番が回ってきた。
なんで現金下ろすのに、一人一人そんな時間がかかるんだ。


と、思って自分がATMで現金下ろしてわかった。
一回に下ろせる金額が900ペソが最大。
しかも最大金額が画面にでないので、何回もやって、この最大金額がわかる。
今回のことで、みんな大量に現金ほしいから、最大限出したいのだ。
なので時間がかかる。

なんて非効率なんだ。表示するか、もっと出せるようにしてくれ。
一回一回17ペソも手数料取るくせに!


どたばたしたが、なんとかお金が手に入り一安心。
アウストラル街道の時といい、ATMでのお金に振り回されるなぁ、、、。

本日のメイン行事はこの宿からも見える青い湖で”釣り”!!

ここカラファテは釣り好きの人には有名な地らしく、巨大マスがつれるらしい。
宿でも竿をレンタルしてくれるので、試さない訳にはいかない。
今日の夕食は自給自足するのだ。


竿50ペソ ルアーなくしたら1個15ペソ
(許可証レンタル30ペソ)
竿以外に、腰までの長靴、予備のリール、タモも貸して頂いた。

これは逆にプレッシャー!
正直、お気軽気分で行くつもりなので、、、

ちなみに許可証がないと、釣り警備員に見つかると、釣り用品没収らしい。

最初は教えてもらったポイントへ

宿からも見える、湖の半島である。
結構遠い。10km以上あるか?
しかもおもいっきり向かい風。

しかも途中でダートになるし、、、。
ポイントまで行くのが大変だなぁ。

我々は自前の自転車あるからいいけど、ここまで宿レンタルの無料ママチャリで来ることもできるが、大変そうだ。



おそらく教えてもらったポイント。
強風なので、とりあえず避難テント設置。

お気軽気分だったのだが、強風ですっかりこの間の野宿を思い出させる、、、、。

まぁ景色はいいんだけどね。

とりあえず、腹が減っては戦はできぬということで、
サンドイッチ。

では、イザ、神妙に参戦!
(いきなり、糸絡まってますが)

、、、しかし長靴って暑いな、、、。

うりゃーと投げてみたものの、風で押し戻される。
沖まで飛んでいきやしね、、、。

なら、本人が水の中へと思って、入っていったら、下は岩だらけ。
しかも強風でバランスが、、、、、あ、あ、あぶねぇ、、、。転ぶところだった。
この状態で転んだら、腰から水が入って、下半身は水につかる。

とてもじゃないが、水の中になんて入っていられない。
しかも水冷たい(この湖は氷河が溶けた湖だから冷たくて当たり前)

さらにお気軽に、岩の上から投入作戦に!

、、、風強すぎでしょ?
素人には荷が重すぎたか?


おかしいな?
宿にみんなこんな大きなマス釣ってる写真たくさんあったのに?


、、、、ヘタレなので小一時間で撤退。(早

後日談:
Fuji旅館オーナー曰く、強風の時のほうが大物が釣れるそうな。
釣りとは忍耐力ですね、、、。



釣りはあきらめて、さっさと宿に帰って、食事は他の作戦に。
小麦粉が安いので、ナンチャって小龍包作りに挑戦。

小麦混ぜて、寝かして、伸ばすだけ。
スイス時代によくピザ作ってたので同じ要領。

いい景色といいなにかスイスとだぶるなぁ
スイスのときのピザ⇒スイスで手作り餃子、ピザ編

皮に中身を包んでいきます。

こんな感じ。
見た目はいい。
はたしてお味は?


皮が余ったので、豆を甘く煮て小豆風タネを作り、
これも包んでみた。

お焼き?

蒸したかったが、そんな器具ないので、シンプルに焼き蒸しにしてみました。

おお、見た目は中華。
果たしてお味は、、、、。

うん、悪くない。肉もジューシーだ。
ただ、皮が厚かったので、すぐにお腹一杯になってしまった。

そしてタネが大量に余ってしまった。
少しでいいんだなぁタネって。

なので、タネに卵と小麦粉いれてハンバーグを後日作ってみました。

オーナーに釣り道具を返して、惨敗話したら、
奥さんから冷凍のマスもらった。

これで、釣ったつもりで食べてください、とのとこ!
おお、これがツゥルーチャ(マスのこと)か!

シンプルに焼いてみました。
サーモンみたいな味。
脂がのってて美味しい。

冷凍でこの味なら、是非、新鮮なマスを生で食べてみたい!
これでも十分なお味ですけどね。

そしたら、トゥルーチャのお寿司!

え?お寿司って!

fuji旅館のオーナーはカラファテに寿司屋も営業していて、そこで出すネタ。
テレビでも紹介されたお店だ。

そのネタを旅館に宿泊者の為に持ってきてくれたのだ。

なんて貴重な食材を食べさせていただきました。
営業終了後に宿に戻ってきたときにもらえたので、そのときにすでに寝てた人は食べれず。


夜更かしは三文の徳です!!







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