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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2011/12/22

【Villa O'Higgins】現金なし時間なしアウストラル街道最終地へ100km走行

朝5時半起床。見事な朝焼け、、、眠い
テント撤収。朝食はクラッカー

スイス人に見送られ6時半出発。

なぜにこんなに急いでるかというと、、、

次の100km先の町Villa O'Higginsオイギンスから国境のあるCandelano Mancillaまでフェリーに乗る必要がある。
そしてこのフェリーが、、、、

Excursion Glaciar O'Higgins - PatagoniaChile

(www.villaohiggins.com/hielosur/index.htm)

上記、オヒギンスのHP見ると、12月は週2便!
先週(11月)まで週1便だった。どうりで北上組チャリダーに会わないわけだ。

是非明日土曜の(本日金曜)フェリーに乗りたい。いや、乗らなければならない。


こんなフェリー会社(Hielo Sur)

で、国境のCandelano Mancillaまでで40.000チリペソ/一人!!!高い。
ついでにその先の氷河まで見に行くと追加25.000チリペソ(合計65.000)、、、た、た、高い、、、。
もちろん現金があれば氷河だって見に行きたい。
でもコクランでATMで現金が手に入らなかった我々のお金は40.000のフェリー代だけでぎりぎり。


明日土曜のフェリーに間に合わないと次は水曜。4日先である。
そんなに滞在できる現金もないのだ。
ぎりぎりチャリダーです(現金が)


そして、オヒギンスの町でフェリーのチケットを買わなければならない。
本日、オフィス営業時間内に町到着必着!!!
ぎりぎりチャリダーです(時間も)

そんな訳で、早朝出発です。

まずは湾沿いに行く。
多少アップダウン。
しばらくは基本平坦。
分岐がでてきた。

その先、森の中を平坦に10kmくらい。
そして上り始め

緩やかなのぼり始めも、、、

橋をこえたあたりから九十九折
疲労しきった体では上れん激坂、、、押すのみ

押すのみ、、、

ひたすら九十九折の上り、、、。

やっと峠か!

ガッツリ下る。が遠くに上るルートみえるし、、、
また登るのか。

橋で一番下へ下降。


ここからまた登り。
自転車乗るの無理、、、急がないといけないけど、体が動かん。

やっと峠へ。
ああ、疲れた。
腹減った。


とりあえず腹ごしらえです。
ここまで向かい風だったが、峠後は追い風になりそう。

バーナーは得意の二段重ね暖めです。
(転倒可能性あり危険)

ゴハンとスープのみ。
このひもじいアウストラル街道もあと少しか?

峠後も多少の上り下りも基本下り。
橋で再下降

で、また上り、、、勘弁してよー
間に合うんか?これ。

ヘロヘロで最高地点へ。

もはや体が言うことを聞かない。
ここで最後の手段。粉末エネルギードリンコ!!

アメリカのグランドキャニオンで他のキャンパーから貰った残り。
見た目はガソリンみたいだが、効果もガソリンみたいか?

でも、これのお陰で体に水分が補充された感じ。
すげースポーツドリンク!

その後は下って湖畔沿い。

うわ!
平坦。久しぶりだよ。

谷沿いの湿地を基本ゆっくり下ってる。

途中の橋(puente de Luna)
スピードもでて快適。景色も快適

谷の湿地帯が湖に。
ここから湖畔沿いになるのでアップダウンがでてくる。
それでも基本平坦。

だんだん湖が大きくなってくる。
遠くに雪山も見えいい景色。

最近登りだらけで、景色見る余裕なかったしなぁ。

途中の展望台スペースにて。

湖の端へ
方向転換して湖畔をぐるっと、回るように行く。

丘の上から集落が遠くに見えるが、アレがオヒギンスかな?

湖畔沿い。
道がボコボコで走りにくいぞ。

この先丘を上り下りして、川沿いになる。

大きなつり橋の後は川沿いに平坦。

このあたりから景色が変わる。
町まで後ちょっと感

最後多少上り下りでオイギンスへ

やっと(ほんとにやっと)到着!
100km走行でなんとか17時だ。

しかしゆっくり喜んではいられない。
フェリー会社のオフィスを探さなければならないのだ。
パンフやHP(www.hielosur.com)住所にはアウストラル街道1240番(Austral km.1.240)とか書いてない。どこだよ、それ

とりあえず、中心にインフォがある様なので、そのまま道をまっすぐ中心へ進んでみた。

、、、あった、オフィス、、、

Austral アウストラル街道幹線沿いにある街だから、メインストリートはアウストラルってことか。
街中央左側に(右側空港)にHielo Surフェリーオフィス。

おお、小奇麗でオシャレなオフィスじゃないか。
自転車がたくさんおいてある。

ここから自転車で北上スタートしたって話聞いたことあるけど、ここで買ったのかも知れない。
いい自転車おいてあるぞ。


問題のチケット購入だが、、、

このオフィスで、チリ側のフェリー、アルゼンチン側のフェリー、両方のチケット購入する。

、、、、両方!?
40.000(チリ側)+13.000(アル側)!!
そんな現金ないぞ。

しかし、ここは国境付近の街、アルゼンチンペソもアメリカドルも支払い可能とのこと。
良かった、、、米ドル現金残ってて。
しかしカード利用は不可。


結局このオフィスでは
・英語の国境案内くれる。
・ドル払いOK
・カード不可
・pm9:00 まで営業、出航当日朝も営業。
・船着場でチケット購入不可
との事。


チリ側のフェリーはチリペソで、
アルゼンチン側のフェリーは米ドルで買う(1ドル=500チリペソ計算)
アルゼンチン側はオープンチケット。



そして、ここでもらった国境情報が実に便利。

英語なのも助かるが、ここオヒギンスからアルゼンチン側el chaltenエル・チャルテンまでの
サイクリスト、トレッカー移動情報、フェリー時間、キャンプ場、バス料金と至れり尽くせり。
高度表が実に助かる。


ついでに、町のインフォももらっちゃいました。
黒丸①がフェリーオフィス

とりあえず、すぐ裏②のホスペダヘ見に行くことに。

hospedaje Carretera Austral (C.Austral)

一人6000チリペソ。

共同ガスキッチン、温シャワートイレ、wifiなし、朝食付き。
旅行者が多いのか、この値段で朝食付きなら、この街道沿いではかなりリーズナブル。


31番 hospedaje Fabianaならネット使える様。
また有名ホステル⑧のEl Moscoならネット使えたかも?

ツインの部屋。

窓からの景色

家族共同キッチン

トイレシャワー

庭に自転車を置かせてもらった。
ワンコ2匹つき


無事フェリーのチケットも購入でき、宿も決まった。
あとはゆっくりできる。

意外と大きな町だったオイギンス。
道は未舗装ならがらもいい感じの家が多い。

木造の家が立ち並ぶ。
でも、馬もその辺プラプラ

なぜか二件ならんで教会。
公園の周りに図書館もある。ネットができるようだ。

宿近くのスーパーへ
町一の大きさらしい。

前回がトルテルだったからね、大きく見えますよ。
そして安く感じる。
アウストラル街道価格だけど、最南部にしては、良心的なお値段なのでは?

値段はコクラン、トランギーノより高い、トルテルより安いってトコ。

そして夕食は定番チキンスープ作ってから、米煮込み。
いい出汁でてます。


木造の家家がならび、山に囲まれた結構いい感じの街じゃないですか。
時間があればゆっくりしたかった。

夕日。

長かった本日が終ろうとしてる、、、

さぁ明日にはチリを出国して、アルゼンチンだ!
、、、まぁ、、、、大変な国境ルートらしいんですけどね。




A:rio bravo
B:Villa O'Higgins

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【データ】
KM
city
time
Altitude
0km
rio bravo 06:00     0m
9km
分岐
07:00
  10m
21km
上り始め
08:00
  50m
26km

09:00
 230m
30km

09:00
  85m
38km

11:00
 400m
42km

12:00
 200m
45km

12:30
 350m
50km
途中puente de Luna橋 13:00
 280m
100km
Villa O'Higgins
17:00
 250m









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