本日は松本市にある自然農法国際研究開発センターにきております。
長野県の主催する有機に興味のある人対象のオーガニックアカデミーの講習会です。
同センターは有機JASの認定業者でもあります。
センターの名前とおり、自然栽培の野菜達が入口で販売中!
自家採取した種も販売しておりました。
午前中は、同じオーガニックに関心のある受講生の皆さんで、講師の方々の講義。
このセンターでは、有機はもちろん、緑肥や雑草対策に論文を発表するレベルでデータ蓄積されてます。
水稲の雑草対策では、稲刈り後の秋に藁をすきこんだ場合のほうが、雑草が春すきこみと比べて30%くらいしかでなかったり、
5月に焦って田植えしても、水温の上がる6月でも稲の成長スピードはかわらずとか目に鱗なお話ばかり。
午後は実際に畑見学。
輪作プラス畝間緑肥で、同じ作物が元の場所にもどるのは5.6年後だそうな。
とまと、きゅうり、大豆、トウモロコシの輪作。
大豆です。
大豆の後作は、いいものができるそうです。
カボチャは、先にえん麦や豆科緑肥して、ツルの伸びる下にえん麦の敷き藁になるようにして、秋は後作に大根を。
どの畑も、緑肥を活用して一切元肥は行っていないそうな。追肥にぼかし肥料くらいだそうです。
先ほど講習であった田んぼです。
遅田植えでも十分、慣行水田と遜色ない成長スピードです。
また、全く肥料をしていな場所もあり、それでも秋の稲藁すきこみだけで、慣行水田の60%くらいの収穫はあるとの事。
手押しの除草機で草刈りをしていますが、画像の場所は未処理だそうです。
秋の稲藁すきこみプラス米ぬか除草の成果だそな。
生産コストを慣行水田の1.3倍でおさえ、
有機米は慣行米の二倍以上の値段で取引されるので、十分に利益があがる。
農業研修先農家で2年間、農作業してきたけど、全くもって役にたっていない現状。
新たにオーガニックアカデミーで有機栽培の基礎を得て、今後の栽培に活用していかなければ!
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