「タンデム自転車」は輪行できるのか?
※輪行(りんこう)とは、自転車の乗員が自転車を公共交通機関(鉄道~船~飛行機など)を使用して運ぶこと。サイクリストや自転車旅行者が、行程の一部を自走せず省略するために使う手段。輪行 - Wikipedia
なんせタンデム自転車とは、この大きさである
計画段階から、すでに日本の電車から始まり、飛行機、バス、電車に乗せる必要性があった。
船以外の交通機関を制覇である。
かつて一人で世界を自転車で旅していたときには、全て経験しているので自転車が飛行機であれ電車であれ乗せれる事は知っている。
問題はタンデムが入るのかという事である。
【今旅タンデム輪行の記録】
飛行機用パッキン中
飛行機パッキンの仕方詳細その1【日本】ついに決戦。福岡空港
飛行機パッキンの仕方詳細その2巨大なタンデム自転車を小型飛行機の機預け荷物用に梱包
飛行機パッキンの仕方詳細その3サヨナラ南米(飛行機で大型タンデム自転車は"無料"になるか?)
結果、メトロ、バス、レンタカー、船、飛行機と陸海空と制覇したが、問題なくタンデム自転車も乗せることができた。基本、前輪だけばらし輪行。飛行機に乗るときだけパッキンをした
料金の有無詳細は下記参照(リンクをクリックすると当時の詳細blogへ飛びます)
【飛行機】
・エバー航空(福岡発台湾経由ロス行):【日本】ついに決戦。福岡空港
(追加料金なし)
・アエロメヒコ(グアテマラcity発サンティアゴ行):【Guatemala city】洗礼を受け終始やられっぱなしのグアテマラ最終日
(有料。1台分の自転車代70ドル取られた)
・アエロメヒコ(リマ発ロス行):【Lima】サヨナラ南米(飛行機で大型タンデム自転車は"無料"になるか?
(追加料金なし。LAN航空の共同便だったからか、国によるのか、前料金70ドルがかからなかった)
・エバー航空(ロス発福岡行):【LA】タンデム背負って空港、さよならアメリカ大陸
(追加料金なし)
【陸路国別】
アメリカ近郊電車にて
■日本
電車:(追加料金なし)
【日本】約10回の乗換えをタンデム抱え福岡へ
■台湾
空港バス:(有料)
【台北】初台湾とタンデム到着
■アメリカ
メトロ:(追加料金なし)
【LA】タンデム背負って空港、さよならアメリカ大陸
近郊電車:(追加料金なし)
【Hesperia】出発!しかし初日からへスペリアのデニーズで夜更かし
レンタカー(レンタカー代
【flagstaff】砂漠にへたれてレンタカー作戦
【SantaFe】へたれレンタルカーチャリダー再びでサンタフェへ
■メキシコ
長距離バス:(有料。しかしバス会社によっては無料に)
【juarez】らくらくメキシコ入国とらくらくバス移動?
【cancun】青い海リゾートカンクンへ移動、、、バスでね
【palenque】バスにて楽々パレンケ移動
【Ciudad Cuauhtémoc】グアテマラ国境との街に自転車で目指そうと思ったが大雨
■グアテマラ
長距離バス:(有料。交渉しだいで値がきまる)
【huehuetenango】いきなりヤラれたグアテマラの洗礼”チキンバス”
ツアーバス:(有料。交渉しだいで値がきまる)
【antigua】二日間走行のみでグアテマラ終了で、やっぱりバスで古都アンティグアへ
■チリ
フェリー:(有料。しかしフェリーによっては無料)
【quellon】チロエ島最南端のケジョンよりフェリー乗船
【???15km from Onaisin】最終ステージのフエゴ島スタート。まずはペンギン村へ!?
空港バス:(追加料金なし)
【vina del mal】南米初上陸!!まずは海鮮求めてビーニャへ
長距離バス:(有料)
【puerto montt】パタゴニア走行スタートのプエルトモンにバス移動
【punta-arenas】再度アレナス!宿で豪華歓迎会!?
【osorno】パタゴニア脱出のバスに自転車が積めない!?
【santiago】チリ北部のサンペドロアタカマへ24時間バス移動。最終自転車走行へ向けて
■ボリビア
長距離バス:(有料)
【uyuni】150ボリでホテル一泊か、15ボリでバス移動か!
【uyuni】ウユニをバス脱出前にシュールな汽車墓場へ行かねば!
【copacabana】すり鉢状ラパス脱出には500mアップ,,,やっぱバス脱出?
■ペルー
長距離バス:(有料)
【puno】南米最終国ペルー入国!,,,バスでね!
【cusco】ナスカへ南米初の豪華wifi付バスで優雅移動!
【まとめ】
メキシコのバスにて。このバス会社はタンデムは無料だった。
飛行機はアジア系航空会社は自転車料金というカテゴリーがないのか意識が低いのか(助かるが)
自転車も重量で計算してくれる事がほとんど。
しかし、アメリカ系ヨーロッパ系はちゃんと自転車の認識があるので、料金設定が決まっている。エールフランスのHPにはしっかりタンデム自転車の料金まで記載があるのでびっくりである。
今回初めて2×2席という小型飛行機(RJ170-195という飛行機⇒google画像)に乗ったが、問題なくタンデムもつめている。
バスも船もどの国でも料金(1台分だけで計算してくれる)はかかると思った方がいい。
しかし拒否されたことは少ない。一度チリのバスで拒否されたが強引に積んでしまった。
またアルゼンチンのバス会社の評判がよくない。今回利用してないので詳細は不明だが、値段を聞く限りでは高いのだ。
結果としは、通常の自転車の様に、
タンデム自転車も輪行が可能である!
これで、旅行の幅が広がった、、、しかしまぁ全行程自転車で走ればいいことなんですけどね。
【おまけ:過去の輪行記録(普通の自転車)】
スイスの電車にて
、、、輪行しすぎ、多すぎである(笑。過去の経験上、国や交通機関会社によっても異なるが、以下まとめ。
(基本、前輪だけ外し輪行。ヨーロッパ電車はばらさずそのまま。詳細をクリックすると過去blogに飛びます)
【飛行機】
・エミネーツ航空(アテネ発ドバイ経由バンコク行き):詳細
(追加料金なし)
・チャイナエア(バンコク発香港ストップオーバー):
(有料。10kgオーバー、まけてもらい3000円。パッキンに失敗した)
・チャイナエア(香港発福岡行):
(追加料金なし。チケットはバンコクからの通し。預け荷物を軽くした)
【陸路国別順】
■日本
電車(追加料金なし)
フェリー(有料)
■韓国
国際航路:詳細(追加料金なし)
地下鉄:詳細(追加料金なし:改札では係員が大きい専用ゲートを開けてくれた。)
長距離バス:詳細(追加料金なし:大型バスなら荷台も大きい)
■中国
電車:詳細(追加料金なし:ただし駅によってはもめる、強行突破で大丈夫。新幹線にも無料で乗せている。一般電車で輪行でない場合貨物扱い有料)
バス:詳細(有料:運転手の力量、要交渉)
国際航路(追加料金なし。日本行き。輪行出ない場合有料。しかし中国発は無料になる)
■ウズベキスタン
電車:詳細(追加料金なし)
乗り合いタクシー:詳細(有料:運転手の力量、要交渉)
■トルクメニスタン
電車:詳細(有料:要交渉で値段が変動)
乗り合いタクシー:詳細(有料:運転手の力量、要交渉)
■イラン
国際バス:詳細(有料:しかし交渉しだいで無料に)
■クロアチア
国内航路:詳細(有料:人一人分並み)
国際航路:詳細 (追加料金なし)
■ドイツ
電車:詳細(有料:しかし車掌はチェックしない事が多い)
■フランス
電車:詳細(追加料金なし)
■ギリシャ
電車:詳細 (追加料金なし)
■スイス
電車:詳細(有料:しかし車掌はチェックしない事が多い)
カートレイン:詳細(有料:車道のないトンネルなどで電車を利用して反対側にいく手段)
ロープウェイ:詳細(有料:無料の場所もある)
■イタリア
電車:詳細(有料:しかし車掌はチェックしない事が多い)
貴重な情報をありがとうございます。
返信削除輪行できないんではないかと、タンデム自転車に躊躇するサイクリストもいますからね。二人いるんだからなんとかなるはず、と言ってはいるんですが、実例を示さないと納得しませんものね。
とんでもないです。
削除今後も輪行情報をがんばってアップしていきたいと思います?本来、大陸移動の飛行機以外は走ればよいのですが、いかんせん「へたれ」なので、、、。
実際、一人で旅してた時にくらべれば、飛行機(荷物が二人分重量計算)は楽な気がします。手分けして荷物を持つ事もできますし。