【第8回 House To Summit IN 穂高縦走編】~4日目~
昨日は天気が悪くて夕日は見れませんでしたが、今日はどうでしょうかね?
つづき…
(前回⇒
・【House To Summit】ついに憧れの北アルプスの雄姿「槍ヶ岳」を目指す時が来た!(第8回穂高縦走-1日目-)
・【House To Summit】表銀座という日本を代表する登山ルートなのに誰にも会わず、残雪期にとっても苦労した話(第8回穂高縦走-2日目-)
・【House To Summit】有名クライマー世界の「谷口ケイ」さんからのアドバイスと、ついでに槍ヶ岳登頂です(第8回穂高縦走-3日目-前半-)
・【House To Summit】こんな絶景を眺めれる宿泊施設を知ってるか?山頂にある北穂高小屋は快適そのものだった件(第8回穂高縦走-3日目-後半-)
夕べは山小屋でぐっすり。
しかし、夜中から雨脚風ともに強くなり、朝になっても…
ごらんのとおり、真っ白で雨!
一応チェックアウトは8時ですが、こんなん時は山小屋スタッフもわかってる。
荷物さえ掃除の関係上邪魔にならない場所に移動して頂ければ、ゆっくりしててください!とな。
なので、ゆっくりと本を読みながら朝食です。
山小屋で飲むコーヒー(400円)
贅沢や~
ちゃんとドリップですぞ。小屋全体にコーヒーの匂いた広がる!
持参したグルノーブル。
コーヒーカップは北穂高小屋オリジナルマーク
おしゃれや。
午前中いっぱい雨!
ゆっくり読書タイムです。
出発は12:30
ガスは晴れないが、雨はやんだ。
とりあえず合羽を着て出発です。
まずは小屋の裏手の北穂高岳山頂(北峰)へ。
そこから一旦下ります。
うっすら見える尖がった岩山が南峰です。
松涛のコルの看板。
北峰と南峰のコル下部には見事な残雪が。
ここは上高地(涸沢小屋経由)からまっすぐ登ってこれるコース。
山小屋スタッフが、現在雪を削って登りやすくしてる真っ最中。
完成するば、南峰まで貫通するのだが、まだ掘削中~
絶賛、除去中!
通常のルートであれば、南峰の信州側(東)を行きますが、残雪がひどいので岐阜側(西)を回り込みます。
小屋スタッフ曰く、雪のトラバースより回りこみの方が安全だろう、と。
では、南峰の裏側へ~
通常ルートではないが、ロッククライミングする人が裏手から登るらしく、それらしく抜けるルートがある。
振り返って小屋方面。
絶壁しか見えない…
残雪を抜けて元のルートに戻りました。
クサリ場の下り。
雨とガスで岩がすべる。
ゆっくり慎重に…
がっつり下っていきます。
ガスが晴れつつありますな。
雲海状態。
岩場の稜線。
ガスが晴れたら下界は見事な雪世界。
位置的に涸沢カールのはず。
絶壁な岩場を抜けていきます。
だんだんとガスが晴れてきて、山小屋が見える。
あれが涸沢小屋かな。
おお、これから目指す涸沢岳も見える。
涸沢カール!
それでは、先へ
尖がってるなー
友人は相変わらずひょいひょい下ってきますけどね。
雨で滑りやすいし、両側崖だし、下りだし、ビビリだし。
振り返って。
槍ヶ岳がちょっと見える。
正面には涸沢カール。
涸沢岳への道も岩場稜線ルートだなぁ…
まだまだ下りますよ。
あれが、最低コルかな?
最低コルです。
時刻は14:00
標高2900m付近
休憩がてらガスも晴れたので、合羽は片付けパッキンです。
友人のてんこ盛りバックパック。
ここからが、涸沢岳への登り開始です。
まっすぐ岩登り!
涸沢岳の奥の山。
前穂高かな?
まだ?
遠くまでガスが晴れてきましたぞ!
うお!残雪が!
残雪を避ける様に、上の岩場を通って行きます。
ハシゴ
クサリ場。
足元…
おお、怖ぇぇ!
ここも浮石が多くて怖い。
クサリ場は続きます。
残雪ですね。
ええ、残雪です。
ここも雪を避け、岩場を進みます。
ま、ま、まだ?
あれが山頂?
はい、山頂でした。
涸沢岳山頂!
時刻 15:30
標高 3103m
ルート先の下には赤い屋根の小屋が!
あれが、今日の目的地の穂高岳山荘。
いやー、今日はもうすぐゴールかと思うと気楽ですな。
それでは、登頂制覇の雄叫び、ほら貝を!
では、小屋目指して下ります。
これば、明日目指す西穂高方面の稜線ですかね?
山小屋はまもなく。
正面の山は奥穂高。
まもなく…
到着!
穂高岳山荘です。
時刻 15:45
標高 2983m
入っていきなり暖炉のリビングですか!
ここ標高3000m近くの山小屋ですよね?
きれいな山小屋だな!
受け付けとロビー
売店コーナー
充電(有料)もできます。
水(1L200円)
テント、宿泊者は無料。
受付
牛丼にしょうゆラーメン…食べてぇ(泣
この品揃え
奥のテーブル席。
そりゃ、落ち着けますわな。
トイレだってきれいじゃないですか!
さて、我々の本日の寝床は~
え~また外にでまして…
テント場~
今夜は天気がよさそうなので、キャンプです。
一人1000円
決して、山小屋宿泊が恋しい訳ではありません。
キャンプがしたいのです。
決して、お金がない訳じゃありません。
大海原のテント場。
って訳じゃなくて、小屋は近くですよ。
しかし、風が強い!
テント飛ばされないかな…
こんな感じで二人でテント設置です。
お部屋。
山小屋のテント場には珍しく、料金支払い済みタグを渡されます。
だいたい、自己申告でタグも何もないのが多いんですよ。
景色はいいですな。
風さえなければ…
岩の壁がだいぶ風除けになってるとはいえ、強風は強風。
テント場から風景。
奥穂高
涸沢カール
さて、夕食ですが、本日は空いてるのでロビーで料理してもいいというので、ベンチ占領です。
ストーブの熱で料理。
水も無料だし、熱も無料なんで、お湯をガンガン作りまっせ。
夕食は、ご飯を水多目時間眺めで、おじや。
そこに、粉チーズ投入で、リゾット風ですよ。
後は、青汁!
残りのワインと、残りの魚肉ソーセージやらを摘んでたら、
小屋スタッフに、「日本海の親知らずから歩いてるのが一人いて、西穂高目指してる変な二人組って君たちか? 」
変な二人って(笑
聞けば谷口ケイさんと知り合いで、彼女が我々のことを心配してメールをしててくれた様子。
心配してもらっちゃって、ありがとうございます。
ちなみに、ケイさんが穂高岳山荘を訪れた際の山小屋ブログ↓
ぼちぼちいこか (当時のブログ記事⇒勇気と元気の人)
そして、スタッフの方から差し入れ!
ペットボトル入りの日本酒!!
標高3000mで飲む日本酒がうまい!!!
ありがとうございますー
のんびり飲んでたら、外は夕日が!
見事な雲海に夕日。
西穂高方面の真っ赤に。
奥穂高岳も。
空一面が真っ赤に。
ああ、太陽が沈む…
朝の雨のときはどうなるかと思ったけど、晴れてよかった。
で、強風のテントで就寝。
テントが風で煽られてうるせぇ!
まぁ、これくらいの風の中のキャンプ、散々パタゴニアで経験したよな~
(パタゴニアの記事⇒08-Patagoniaパタゴニア地方
強風の記事⇒【???150km from El-Chalten】強風荒れ狂う中で土管で野宿)
夜中の奥穂高。
ええ、見えませんね。
つづく…
【自転車の記録】~~~~~~~~~~~~~~
4:30 標高
6:45
【登山の記録(1日目)】~~~~~~~~~~~~~~
【登山の記録(3日目)】~~~~~~~~~~~~~
5:45 標高2466m 常念小屋(常念乗鞍) 出発
7:50 標高2760m 東天井岳南肩
9:00 標高2922m 大天井岳
10:15 標高2870m 大天荘(大天井岳) 出発
10:15 標高2650m 大天井ヒュッテ
12:30 標高2768m 赤岩岳(標高2768m)
14:30 標高2680m ヒュッテ西岳
16:30 標高2460m 水俣乗越
19:30 標高2840m 大槍ヒュッテ
20:00 標高2850m付近 殺生ヒュッテ近く
【登山の記録(3日目)】~~~~~~~~~~~~~
5:00 標高2850m付近 殺生ヒュッテ近く 出発
5:45 標高3080m 槍ヶ岳山荘
標高3180m 槍ヶ岳山頂 (ピストン)
8:00 標高3080m 槍ヶ岳山荘 出発
9:15 標高3084m 中岳
10:45 標高2980m 南岳小屋
11:15 標高2980m 南岳小屋 出発
12:50 標高2841m 長谷川ピーク
15:45 標高3106m 北穂高小屋(山頂)
【登山の記録(4日目)】~~~~~~~~~~~~~
12:30 標高3106m 北穂高小屋(山頂)
14:00 標高2900m 最低コル
15:30 標高3103m 涸沢岳
15:45 標高2983m 穂高岳山荘
【登山の記録(5日目)】~~~~~~~~~~~~~
つづく
~~~~~~~~~~~~~~
地図【北アルプスルートマップ】
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