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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2015/06/24

【House To Summit】標高3000mで優雅に飲むコーヒーと、3時間だけ標高3000mの稜線を歩く簡単な登山です?(第8回穂高縦走-4日目)


【第8回 House To Summit IN 穂高縦走編】~4日目~


昨日は天気が悪くて夕日は見れませんでしたが、今日はどうでしょうかね?


つづき…
(前回⇒
【House To Summit】ついに憧れの北アルプスの雄姿「槍ヶ岳」を目指す時が来た!(第8回穂高縦走-1日目-)
【House To Summit】表銀座という日本を代表する登山ルートなのに誰にも会わず、残雪期にとっても苦労した話(第8回穂高縦走-2日目-) 
【House To Summit】有名クライマー世界の「谷口ケイ」さんからのアドバイスと、ついでに槍ヶ岳登頂です(第8回穂高縦走-3日目-前半-) 
【House To Summit】こんな絶景を眺めれる宿泊施設を知ってるか?山頂にある北穂高小屋は快適そのものだった件(第8回穂高縦走-3日目-後半-)




夕べは山小屋でぐっすり。
しかし、夜中から雨脚風ともに強くなり、朝になっても…


 ごらんのとおり、真っ白で雨!

 一応チェックアウトは8時ですが、こんなん時は山小屋スタッフもわかってる。
荷物さえ掃除の関係上邪魔にならない場所に移動して頂ければ、ゆっくりしててください!とな。


なので、ゆっくりと本を読みながら朝食です。


山小屋で飲むコーヒー(400円)
贅沢や~

ちゃんとドリップですぞ。小屋全体にコーヒーの匂いた広がる!


持参したグルノーブル。
コーヒーカップは北穂高小屋オリジナルマーク

おしゃれや。

午前中いっぱい雨!
ゆっくり読書タイムです。


出発は12:30
ガスは晴れないが、雨はやんだ。

とりあえず合羽を着て出発です。





 まずは小屋の裏手の北穂高岳山頂(北峰)へ。


 そこから一旦下ります。


うっすら見える尖がった岩山が南峰です。


松涛のコルの看板。


 北峰と南峰のコル下部には見事な残雪が。
ここは上高地(涸沢小屋経由)からまっすぐ登ってこれるコース。

山小屋スタッフが、現在雪を削って登りやすくしてる真っ最中。
完成するば、南峰まで貫通するのだが、まだ掘削中~


 絶賛、除去中!


 通常のルートであれば、南峰の信州側(東)を行きますが、残雪がひどいので岐阜側(西)を回り込みます。

小屋スタッフ曰く、雪のトラバースより回りこみの方が安全だろう、と。


では、南峰の裏側へ~ 


 通常ルートではないが、ロッククライミングする人が裏手から登るらしく、それらしく抜けるルートがある。


振り返って小屋方面。
絶壁しか見えない…


 残雪を抜けて元のルートに戻りました。


 クサリ場の下り。


 雨とガスで岩がすべる。
ゆっくり慎重に…


がっつり下っていきます。
ガスが晴れつつありますな。

雲海状態。


 岩場の稜線。


 ガスが晴れたら下界は見事な雪世界。
位置的に涸沢カールのはず。


 絶壁な岩場を抜けていきます。


 だんだんとガスが晴れてきて、山小屋が見える。
あれが涸沢小屋かな。


 おお、これから目指す涸沢岳も見える。


 涸沢カール!


それでは、先へ
尖がってるなー


 友人は相変わらずひょいひょい下ってきますけどね。


 雨で滑りやすいし、両側崖だし、下りだし、ビビリだし。


振り返って。

槍ヶ岳がちょっと見える。


正面には涸沢カール。


涸沢岳への道も岩場稜線ルートだなぁ…


 まだまだ下りますよ。




 あれが、最低コルかな?



 
 
最低コルです。
時刻は14:00
標高2900m付近


休憩がてらガスも晴れたので、合羽は片付けパッキンです。
友人のてんこ盛りバックパック。


ここからが、涸沢岳への登り開始です。


 まっすぐ岩登り!


涸沢岳の奥の山。
前穂高かな?


 まだ?


 遠くまでガスが晴れてきましたぞ!


 うお!残雪が!


残雪を避ける様に、上の岩場を通って行きます。


 ハシゴ


クサリ場。


足元…
おお、怖ぇぇ!

ここも浮石が多くて怖い。


クサリ場は続きます。


残雪ですね。


 ええ、残雪です。
ここも雪を避け、岩場を進みます。


ま、ま、まだ?
あれが山頂?


 はい、山頂でした。


涸沢岳山頂!
時刻 15:30
標高 3103m


ルート先の下には赤い屋根の小屋が!
あれが、今日の目的地の穂高岳山荘。


 いやー、今日はもうすぐゴールかと思うと気楽ですな。


 それでは、登頂制覇の雄叫び、ほら貝を!

 
 では、小屋目指して下ります。


 これば、明日目指す西穂高方面の稜線ですかね?


 山小屋はまもなく。
正面の山は奥穂高。


 まもなく…


到着!


 穂高岳山荘です。

時刻 15:45
標高 2983m


 入っていきなり暖炉のリビングですか!
ここ標高3000m近くの山小屋ですよね?


 きれいな山小屋だな!


 受け付けとロビー


売店コーナー
充電(有料)もできます。


 水(1L200円)
 テント、宿泊者は無料。


 受付


牛丼にしょうゆラーメン…食べてぇ(泣


 この品揃え


奥のテーブル席。


 そりゃ、落ち着けますわな。

 
トイレだってきれいじゃないですか!

さて、我々の本日の寝床は~


 え~また外にでまして…


 テント場~
今夜は天気がよさそうなので、キャンプです。
一人1000円

決して、山小屋宿泊が恋しい訳ではありません。
キャンプがしたいのです。
決して、お金がない訳じゃありません。

大海原のテント場。


って訳じゃなくて、小屋は近くですよ。

しかし、風が強い!
テント飛ばされないかな…


こんな感じで二人でテント設置です。


 お部屋。
山小屋のテント場には珍しく、料金支払い済みタグを渡されます。
だいたい、自己申告でタグも何もないのが多いんですよ。


 景色はいいですな。

風さえなければ…
岩の壁がだいぶ風除けになってるとはいえ、強風は強風。


 テント場から風景。
奥穂高


 涸沢カール


 さて、夕食ですが、本日は空いてるのでロビーで料理してもいいというので、ベンチ占領です。


 ストーブの熱で料理。
水も無料だし、熱も無料なんで、お湯をガンガン作りまっせ。


 夕食は、ご飯を水多目時間眺めで、おじや。
そこに、粉チーズ投入で、リゾット風ですよ。
後は、青汁!


 残りのワインと、残りの魚肉ソーセージやらを摘んでたら、
小屋スタッフに、「日本海の親知らずから歩いてるのが一人いて、西穂高目指してる変な二人組って君たちか? 」

変な二人って(笑

 聞けば谷口ケイさんと知り合いで、彼女が我々のことを心配してメールをしててくれた様子。
心配してもらっちゃって、ありがとうございます。

ちなみに、ケイさんが穂高岳山荘を訪れた際の山小屋ブログ↓
ぼちぼちいこか (当時のブログ記事⇒勇気と元気の人


 
そして、スタッフの方から差し入れ!
ペットボトル入りの日本酒!!

標高3000mで飲む日本酒がうまい!!!
ありがとうございますー


 のんびり飲んでたら、外は夕日が!



見事な雲海に夕日。
 

 西穂高方面の真っ赤に。


 奥穂高岳も。


 空一面が真っ赤に。





ああ、太陽が沈む…

朝の雨のときはどうなるかと思ったけど、晴れてよかった。


で、強風のテントで就寝。

テントが風で煽られてうるせぇ!
まぁ、これくらいの風の中のキャンプ、散々パタゴニアで経験したよな~
(パタゴニアの記事⇒08-Patagoniaパタゴニア地方 
強風の記事⇒【???150km from El-Chalten】強風荒れ狂う中で土管で野宿


夜中の奥穂高。
ええ、見えませんね。

つづく…


【自転車の記録】~~~~~~~~~~~~~~
4:30 標高600m 安曇野(家)
6:45 標高1350m 三股登山道入り口

 

【登山の記録(1日目)】~~~~~~~~~~~~~~
7:00 標高1350m 三股登山道入り口
10:00 標高2200m 尾根入り口あたり 
11:15 標高     岩場のはしご
14:00 標高2700m 山頂への合流地点
14:15 標高2857m 常念岳山頂

15:45 標高2466m 常念小屋(常念乗鞍)


【登山の記録(3日目)】~~~~~~~~~~~~~
5:45 標高2466m 常念小屋(常念乗鞍)  出発
7:50 標高2760m 東天井岳南肩  
9:00 標高2922m 大天井岳  
10:15 標高2870m 大天荘(大天井岳) 出発  
10:15 標高2650m 大天井ヒュッテ  
12:30 標高2768m 赤岩岳(標高2768m)  
14:30 標高2680m ヒュッテ西岳
16:30 標高2460m 水俣乗越
19:30 標高2840m 大槍ヒュッテ
20:00 標高2850m付近 殺生ヒュッテ近く


 

【登山の記録(3日目)】~~~~~~~~~~~~~
5:00 標高2850m付近 殺生ヒュッテ近く 出発
5:45 標高3080m 槍ヶ岳山荘 
    標高3180m 槍ヶ岳山頂 (ピストン)
8:00 標高3080m 槍ヶ岳山荘 出発
9:15 標高3084m 中岳
10:45 標高2980m 南岳小屋
11:15 標高2980m 南岳小屋 出発
12:50 標高2841m 長谷川ピーク
15:45 標高3106m 北穂高小屋(山頂)


【登山の記録(4日目)】~~~~~~~~~~~~~
12:30 標高3106m 北穂高小屋(山頂)
14:00 標高2900m 最低コル
15:30 標高3103m 涸沢岳
15:45 標高2983m 穂高岳山荘
 

【登山の記録(5日目)】~~~~~~~~~~~~~

 
つづく


 

~~~~~~~~~~~~~~


地図【北アルプスルートマップ】




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