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二人乗り自転車タンデムで夫婦世界旅行後は、長野県は白馬村へ移住。 現在は、就農し『倉リ(くらり)農園』を2019年春に開園! 農業だけでなく、古民家再生、ログハウス建築、サイクリング、スキースノボー、ボルダリング、釣り、etc,,,と新しい地で大忙しな毎日。 あ、育児も大忙し…

2015/09/09

【古民家】少なくとも築73年が判明!天井の素材は戦時中の新聞でできていた話<天井裏2>

屋根裏から天井を落とす作業の続きをしていたら…(前回記事⇒【古民家】茅葺き屋根の天井裏がどうなってるか知ってる?謎に包まれし天井裏を巡る冒険<天井裏1>


何が出てきたかの話の前に、引き続き天井を落としまくります。

あらかた「G」の部屋の天井部分は外れたかな?
この後から作った簡易天井をみると、この「G」の部分が、萱葺きの天井まで吹きぬけだったのかな?

それなら 「C」「D」の真上が部屋なのも納得である。
昔は、吹き抜けだった「G」の部屋からハシゴでも使って、「C」「D」の天井部屋に荷物でも置いてたのだろう。


間取り。


 「G」の部屋。右側が四畳半の「C」「D」の部屋。


このあたりにハシゴでも掛けて、二階部分に荷物を上げてたのかな?


 続いて、屋根裏バスターは、「C」「D」の真上に行きます。


四畳半の「C」「D」の真上の部屋。板が敷いてある。
板は、打ち付けてるわけでもなく、ただ置いてあるだけ。

1階の床下を同じです。


外してみると、やっぱり1階の天井部分。
ここも、ズボッっと…


はい、穴が開きました。

 ここは四畳半の「C」「D」の部屋。


では、「D」部屋の天井から~

ひゅーーー…


 どーーん!


で、「C」の部屋の天井。

ん、 なんだ?ここの天井。
板じゃなくて、紙みたいな感触だぞ。


 破るように、天井を外していく。


 びりびり~


こんな、ホラーな朽ちた家あるよな。

そういう家って天井が紙だったんじゃないか??


 一通り「G」「C」「D」の天井を取っ払ってみました。
ああ、すすでホコリがすごい…

で、外した天井の片付けをしてたら、


 新聞を天井にしてた様子。


んんん?東京日日新聞の…昭和17年12月30日??

調べたら、毎日新聞の前身みたいですな。
 (東京日日新聞 - Wikipedia)

築年数の不明な古民家ですが、少なくとも73年前、戦前あたりには存在してたようです。


昭和17年12月30日。
1942年の年末といえば…wiki先生によると…
太平洋戦争の年表 - Wikipedia


 「12月8日 ニューギニア島バサプアの日本軍全滅」とあります。

新聞には、ニューギニア敵陣猛爆ってありますね。
終戦が、1945年の8月だから、終戦の2年半前くらいの新聞か。


 石炭確保?


途中下車で罰金?


玩具も大切に?


 CMがすごいな。

肺結核に ダイレクト。
三ツ屋ソース。


 寒さの中にも、レートクレーム?
 クリームじゃなくて?
平尾賛平商店 - Wikipedia によると、クレームであってるみたい)


 資生堂のペブリーゼ

戦前から資生堂は広告を出して様子。


 東亜戦争完遂へ、千代田生命


 四こま漫画のタイトルが、ぼくらの戦争。

時代を感じますな。


とりあえず今回の天井作業はこれくらいにしておきますか。




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