先日の雪でやっと白くなった北アルプス。
山に3回雪が降ると里にも降ると言う。
えっと、これで一回目?二回目?
さっさと畑を片づけねば、雪に埋もれる!!
先週から少しずつやっていた、新アスパラ畑のマルチ剥ぎ。
雪に埋もれると、土が固くなって取れなくなる。
以前、春に雪が融けてからマルチを片づけようとして酷い目にあいました、、、。
なので、せめて埋没してる部分のビニールだけでも、クワで掘り起こしておきます。
一気に全部を片づけようとすると腰が悲鳴をあげるので、少しづつ少しづつやっていました。
植え付けのたびにマルチを張り替える方式の農業は、我が腰では無理ですな、、、。
一年目の畑なので、病気は蔓延せずで、まだまだ枯れず緑緑してますね。
(肥料は動物性植物性を少し、農薬の消毒は2回のみ)
お隣の第一畑。
すでにワイヤーとフラワーネットを外し終わってます。
半分くらいは病気で枯れてますが、まだ緑が濃いかな?
(肥料は動物性豚糞が大量に、農薬の消毒は週1回以上)
ちなみに、第二畑は来年の春に収穫して潰す事にしました。
アスパラもちょっとしかないし、ログハウスの目の前なので、芝生にした方がいいかなと。
第三畑もワイヤーを外しました。
7.8割は病気になってしまったので、もうすでに枯れ枯れです。
(肥料は動物性をそれなりに、農薬の消毒はなし)
最後に第四畑。
こちらも、ワイヤーを外しました。
7.8割は緑のままです。
新アスパラ畑ほどではないですが、まだ緑緑しています。
(肥料は植物性のみを少量、農薬の消毒はなし)
アスパラの指南では、このあと刈り取りして、畑から持ち出して焼却処分しろとある。
去年もそうだったけど、このまま刈り取らずに雪に埋めちゃいます。
そして今年の春先もそうだったけど、来春にそのままバーナー焼却と消毒。
本年の結果(?)
アスパラの天敵である茎枯病は、一度発症すると土の中で越冬して、翌年も猛威を振るうらしい。なので、新しい畑では、蔓延しずらい。
しかし、第四ではあまり病気は蔓延していない。第一や第三では猛威を振るっているのにだ。
ちなみに、第一と新畑は隣同士。第三と第四も隣同士である。
第一 動物性多量 農薬消毒あり 病気発生率50%
第二 動物性多量 農薬消毒あり 病気発生率60%
第三 動物性普通 農薬消毒なし 病気発生率80%
第四 動物性なし 農薬消毒なし 病気発生率20%
動物性の肥料が多く入ってる場所は成長はいいが、病気になりやすい。
動物性の肥料が少ない、もしくは植物性の肥料のみは、成長は遅いが病気になりにくいのか。
動物性肥料の方が、栄養素豊富なのか、沢山のアスパラが出てくるし、糞を5㎝も10㎝もアスパラの上に敷くとも言われてる。
そうすれば、数量も上がるだろうけど、病気も蔓延するので、消毒が増える。
慣行農法なら強い薬が使えるので、それでも問題ないと思うが、有機JAS基準の農薬だと弱いので大変だ。
一番いけないのは、動物性を使って農薬消毒をしない第三だった。
理想は、第四のように数量は少なくても病気に強いアスパラ。
まだ、何が要因で第四が病気になりにくいのかわからない。
もしかすると来年は病気になるかもしれない。
このまま来年も、観察です!
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