タンデム自転車の修理及び消耗品の交換
タンデムは二人乗り自転車である。
ボディーこそは、二人乗り用に設計されているだろうが、基本それ以外は普通の自転車用と変わらない。
となると、かかる体重や力は二倍になる。
そのため消耗品の減りが早いこと早いこと、、、。
南米、ヨーロッパと10000km走行して何のトラブルもなく走れてたタンデム。
しかし、ヨーロッパ旅行後に後輪のリムに亀裂が入ってるを発見、、、交換に。
しかし、タンデムは一台に二人乗る関係で少しでもスポークの多い方がいい。
ちなみに、元々このタンデムには40穴用(40H)の後輪が使われている。
この40Hタイプがなかなかみつからないんだ、、、
36Hタイプならよく見かけた。
なんとか今回同じものを手に入れれたが、次からは36Hタイプも視野にいれないと。
新しく手に入れた後輪リム。
タイヤ一式セットでした。
スポーク組みをやらずにすんだのは助かった。あれ面倒なんだよね、、、専用の器具いるし。
あと、一緒にタンデム用のワイヤーも手配。
一般車より胴体が長いのでワイヤーも長い必要がある。
●それでは、タンデム初の大手術(?)開始である!
まずは、工具の準備とか。
2つの作業予定。
①新しいリムへ交換(スプロケット取り付け)
専用の工具(ロックリング、スパナ、スプロケ外しとか)
②チェーンの交換
新しいチェーン、チェーン切り工具
●それでは①の新しいリムへの交換から
現行の壊れたリムについているギア(スプロケット)を専用工具で外す。
ちなみに、この小さなスパナでは外れず、、、大きいスパナなら簡単に外れた、、、。
近くの自転車屋でスプロケ交換の工賃が1000円だった。
スパナ900円、スプロケ外し800円、ロックリング1000円、、、悩むところだな。
外したらこんな感じ。
油で汚れてるので、ギアもきれいにしてあげる。
余裕があれば、ギアも交換したいところだけど。
後輪タイヤとチューブも新調です。
前輪のようにできればシュワルベがいいけど、予算の関係で前回同様↓仕様で
・タイヤ TIOGAの700×38Cのタイヤ(2100円
・シュワルべのチューブ 17(800円
これでヨーロッパ3000kmで一度もパンクしなかったので、今回も十分でしょう!
(日本でパンクしたけど)
上記を新しいリムに取り付けます。
取り付けるのは簡単。
これで、後輪まわりが新調完成です!
●続いて②の新しいチェーンの交換から
チェーンは今回シマノの9段シフト用を3個用意しました。
あと、簡単チェーン脱着リングも
・シマノ チェーン CN-HG53 (9段対応)
・KMCミッシングリンク
なんでチェーンが3個?
タンデム特有のパイロット(前の人)とコパイロット(後ろの人)をつなぐチェーンがあるんだけど、
長すぎて市販品ではないらしい!
店員さん曰く、普通は2個のチェーンもつないだりして代用とのこと。
あと、ミッシングリングはチェーンを外す作業を簡単にできるジョイント。
まぁ、何度もつけたりチェーン切ったりと失敗しそうなので、保険で買った品物です。
プルピン(=アンプルタイプ・コネクティング ピン)は各1個しかないしね。
さっそく2個を1本のながーいチェーンにします。
チェーンの数で言うと170リングくらいあります。
(市販品は大体110リンクちょっとだった)
適度な長さで、さらに切断してKMCミッシングリンクでつなげたら、、、、
あら!ちょうどいい感じ。
本当は、この部分にクランク軸が中心からずれているエキセントリック(偏芯)BBってのがあって、
チェーンを張れるようになっているんですけど、素人すぎていじれません。
プロからみたら、何をやってんの?って感じだろうけど、、、
しっかり張れたから良しとしよう。
grunge シングルギアアダプターテンショナー2
こういった物で、常時タンデムのチェーンを張れないかな?
いつかの改造で考えよう。
ここは、普通の自転車と同じなので簡単。
古いチェーンの長さとあわせて、つなぐだけ。
しかし、新旧を並べるといかにチェーンが伸びてるかわかるな。
しかも10000km走行後の交換という、、、。
無事チェーン交換も終了。
ギアもきれいに拭いたので、いい感じです。
旅してたら、すぐ汚れるんだけどね。
あとは、ギア調整して完成!
あ、ちなみに外は寒いので、狭い室内で整備です、、、。
完成したら外でテスト走行だよね?
まぁ問題ないでしょ?多分。
素人組み立てだから、本番までに、もう数回テスト走行して問題ないかチェックしないと、、、
何もない荒野で、故障したときほど、泣ける状況はないからね。
【おまけ】
タンデムのオリジナルスペックと、今までの改造。
【タンデム改造&装備&荷物】
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